雑誌詳細:経済セミナー  2004.5

2004.5 通巻 592号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
論争に学ぶ・経済学入門
[特集2]
経済学系大学院に行こう!
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2004.04
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

ホットな論争を通じて、経済学的なものの見方・考え方を学ぶ。

特集1=論争に学ぶ・経済学入門





ホットな論争を通じて、経済学的なものの見方・考え方を学ぶ。



[日本の経済再生]構造改革か、リフレ政策か 土居丈朗

[日本の為替政策]円高は経済にとってマイナスか 林伴子

[有効な景気対策とは]金融政策の論争から“物価の財政理論”へ 熊野英生

[中国経済の脅威]中国産の安い製品が日本のデフレの原因なのか

外木暁幸

[日本の金融システム]銀行への公的資金注入は許容されるか 家森信善

[公益企業の根拠]郵政民営化は正しい選択か 依田高典

[年功的賃金の行方]雇用環境の変化に対応した賃金制度とは 中村二朗

[日本の高速道路]無料化で道路の利便性は高まるのか 山崎福寿

[消費税制の未来]信頼性と透明性の確立が鍵 宮島洋

[日本の会計制度]時価会計導入は日本経済を弱体化させるか 石川純治









特集2=経済学系大学院に行こう!









経済学を使って仕事をしよう 田近栄治

[大学院生座談会]そこが知りたい!受験準備&大学院生活

[インタビュー]将来を考えた受験対策が大切 遠山智久

大学院に行くために何をするか







[反《常識》の経済学]ドイツはなぜデフレになるのか 原田泰+細山英俊

ケインズとラーナーによるインフレ・ターゲティング論批判 井本友文





連載

 マクロ経済レビュー(14)

 ようやく薄日さす個人消費 後藤康雄

 英語で読む経済ニュース(2)

 マンキュー氏、ワシントン政治の渦中に 井上邦夫

 日本の経済政策を考える(14)

 [日本銀行]財務省による金融緩和策 北坂真一

 南方見聞録――開発政策の現場から(2)

 人的資本と小学校の「質」 黒崎卓

 経済学で読み解く故事成語

 桃李言わざれども下自ずから蹊を成す 梶井厚志

 フランス経済社会見聞録(2)

 パリの異邦人(続) 荒川章義

 財政金融政策のエピソード分析(2)

 「ニクソン・ショック」と財政金融超緩和(1971-73年) 黒田東彦

 初めて学ぶ 国と地方の財政学(2)

 国と地方の財政の姿 上村敏之

 初歩からの経済数学(2)

 数の世界 その2 佐々木宏夫

 講座 大学院への経済学(2)

 経済学的説明方法を身につける 遠山智久

 会計制度の経済学(2)

 会計と経済学――経済学と会計学の微妙な関係 山本昌弘



 エコノミストの読書日記

 人類の危機とセーフティネット 塩沢由典

 書評

   評者/岡敏弘

   中西準子+益永茂樹+松田裕之/編

    『演習環境リスクを計算する』



   評者/北條雅一

   大塚啓二郎+黒崎卓/編著

    『教育と経済発展』



 新刊書紹介



 ECONの風景

  内向き留学の遺産 柴田弘文





ひと

 金本良嗣さん 「政策のプロ」を育てるために



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