雑誌詳細:経済セミナー  2000.7

2000.7 通巻 546号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
生まれ変わる日本の金融
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2000.06
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

目まぐるしい金融再編、金融政策をめぐる論争など、日本の金融がニュースにならない日はない。日本の金融システムと金融市場はどう変わろうとしているのか、個々の話題から一歩掘り下げて変化の底流を探ってみよう。

特集 生まれ変わる日本の金融



 金融機関と資本市場の「新たな結合」へ  岩田一政

 ゼロ金利政策はいつまで続くのか  古川 顕

 金融再編で邦銀は再生するか  益田安良

 企業の資金調達はどう変わるか  米澤康博

 地方の金融市場にビッグバンを  加納正二・筒井義郎



論考

 マイクロソフト訴訟と反トラスト法否定論  楠 茂樹



時事 ニュースの経済学

 [総選挙]

  日本の「メルトダウン」を回避できる政権を  小西砂千夫



ひと

 世界を舞台に仕事をしよう  堀口雄助さん



連載

 実践 経済データの料理法(2)

  経済指標の読み方(2)  松本和幸

 変革期の金融入門(4)

  システム改革への障害(2)  村瀬英彰・村瀬安紀子

 入門 パブリック・マネジメント(4)

  経済学からみた政府  大住莊四郎

 20世紀の世界経済(4)

  ハイパーインフレーション  小浜裕久・浦田秀次郎

 東アジアの経済発展と金融(4)

  工業化資金の供給  高中公男・徳原 悟

 情報技術革新とアメリカ経済(9)

  銀行セクターと情報技術革新  峰滝和典



 ECONの風景

  経済政策と構造改革  森口親司

 [経済学1年生]のころ

  孤立無援の院生時代 夭逝の学徒との出会い  倉澤資成

 クリティーク[経済論壇]

  「市場原理主義批判」の貧困  野口 旭

 当世ニッポン診断

  時は金(以上)なり  永谷敬三

 往復書簡 経済学との対話

  文化的エリートとは  川勝平太

 再発掘 日本のノン・マルクス経済学

  山崎覚次郎の貨幣論  上久保 敏

 海外論文SURVEY

  寡占価格差別と再販価格維持  遠山智久



ほん

 エコノミストの読書日記

  ハード・アカデミズムの重要性  根岸 隆

 書評

  西村周三著『保険と年金の経済学』

  都留重人著『制度派経済学の再検討』

 金子能宏

 八木紀一郎



新刊書紹介・経済書これが売れています!・編集部に届いた本