雑誌詳細:Causa(カウサ)

 通巻 1号

  • 紙の書籍
奇数月19日発売
[特集1]
何がどうなる法科大学院、どうして必要法科大学院
定価:税込 1,466円(本体価格 1,333円)
在庫なし
発刊年月
2002.06
雑誌コード
08070
判型
B5判
ページ数
135ページ

内容紹介

司法制度改革の具体的実施案が政府の司法制度改革推進本部で議論されており、今後、「法科大学院(ロースクール)」、市民が裁判の判決に加わる「裁判員制度」など、さまざまな司法制度、裁判制度が変わろうとしています。司法改革の最新情報をお届けするとともに、法律家が市民に身近な存在になる改革とするために議論を起こしていきます。 Causa 第1号 目次

刊行にあたって



巻頭インタビュー

三谷幸喜氏に聞く



刊行によせて

国民主権を体現する「裁判員制度」  本林 徹

雇用労働者の期待に応えるべく、司法改革に努力していきたい  笹森 清

司法への「国民参加」が「この国のかたち」を作るかなめとなる  中坊公平



司法改革到達度マップ 第1回

あなたも裁判員 第1回

 傷害致死被告事件で、あなたが裁判員に選ばれました 文/久保内 統画/藤山成二



特集

「何がどうなる法科大学院」

「どうして必要法科大学院」



座談会

「何がどうなる法科大学院」「どうして必要法科大学院」

  須網隆夫・椛嶋裕之・小谷野初恵・津田卓也

  中山達樹・秦野大史・林 由希子・吉村賢一



司法制度の革命は国民の関心にかかっている

真に才能ある法曹人の養成と裁判の効率化がポイント  橋爪大三郎



超狭き門 「法学部」入学定員大幅削減

東大・早大・中大などロースクール設置構想発表  編集部



社会の構造改革をもたらす法科大学院構想

 プロフェッショナル・スクールの創造としての法科大学院  舘 昭



大学「再生」のトータルプラン――大学経営戦略の大転換

 新たな時代の大学(院)像としての法科大学院  小山竜司



法科大学院の理想を守れるか?

 2002年4月の状況と課題

 法科大学院は法学部の単なる延長線であってはならない 宮澤節生



法科大学院、その質をいかに担保するか

 死命を制する「第三者評価(適格認定)」のあり方

  ――目を離せない議論の行方  道 あゆみ



渡る世間のリーガルライフ 第1回

配達されてしまった一通の手紙  中村元弥



意見表明コーナー

身近で信頼できる司法制度に  利用する立場(消費者・市民)からの司法制度改革  有田芳子



ドキュメント裁判

ハンセン病“人間回復判決”の前と後――元患者らの影と光  北 健一



ひまわりの地平に/弁護士という生き方 第1回

 求む! ジェネラリスト――過疎地のリーガルサービスと法科大学院  加藤文郎



クイズで考える司法書士の未来 第1回

「リンセツ・ホウリツショク」  山野目章夫



歴史のなかの司法 第1回

江藤新平――熱き思い「国民のための司法」  川嶋四郎



海外の司法 第1回

イギリス連合王国の裁判官公募新聞広告  丸田 隆



司法なぜなぜ辞典 第1回

弁護士費用の負担  飯室勝彦



裁判ウォッチング(1)

「裁判」を市民の手に取り戻そう

 裁判ウォッチングと裁判官の採点運動  稲村 厚



エッセンス知的財産権 第1回

コピー「防止」を破るプログラムは違法か

米国にみる「インターネットと表現の自由」判例  椙山敬士



Causaブックレビュー

新たな裁判官像を求めて

 齋藤哲著「市民裁判官の研究」を読む  川嶋四郎



「司法改革国民会議」で検討会をチェック 第1回

多彩なメンバーで「国民会議」発足  飯室勝彦



実況中継・情報公開 第1回

透明性なくして改革なし

 「司法改革」のプロセスの公開を迫る

  情報公開クリアリングハウス



検討会(司法制度改革推進本部)の議論を検証 第1回

「労働検討会」のチェック  鵜飼良昭

「司法アクセス検討会」のチェック  川嶋四郎・佐藤鉄男

「ADR検討会」のチェック  川嶋四郎・佐藤鉄男

「仲裁検討会」のチェック  川嶋四郎・佐藤鉄男

「行政訴訟検討会」のチェック  斎藤 浩

「裁判員制度・刑事検討会」のチェック  丸田 隆

「公的弁護制度検討会」のチェック  後藤 昭

「法曹制度検討会」のチェック  馬場健一

「法曹養成検討会」のチェック

資料提供者:川端和治



司法改革インフォメーション



投稿

読者の欄

 より多くの、より良い裁判官を確保するために 平野哲郎



編集後記