雑誌詳細:Causa(カウサ)

 通巻 10号

  • 紙の書籍
奇数月19日発売
[特集1]
全法科大学院 最新入試データ
定価:税込 1,466円(本体価格 1,333円)
在庫なし
発刊年月
2003.12
雑誌コード
08070
判型
B5判
ページ数
140ページ

内容紹介

法科大学院の入学願書受付がいよいよはじまる。2004年1、2月に行われる法科大学院の入学案内(出願方法、定員、入試方法、入学手続など)を紹介。入試問題の傾向や法科大学院選びのフローチャート、そして法科大学院の授業などもあわせて紹介。

巻頭インタビュー

佐野 洋氏に聞く



「司法改革プロジェクト」の進行がひと目でわかる

司法改革到達度マップ[第10回]



連載第3話

強盗致傷事件であなたが裁判員に選ばれました

あなたも裁判員[第1回]

閑静な住宅街で強盗事件が発生、その背後に意外な事実が……!? 文:久保内統 画:藤山成二



対論 弁護士報酬の敗訴者負担制度の真意はなにか 斎藤義房×川嶋四郎



特集

全法科大学院 最新入試データ学生必読!!

72校の入試要項はこうだ! 編集部

入学試験カレンダー

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法科大学院の試験では何が問われるのか?

東北学院大学法科大学院の小論文

課題文の論理構造を正しく捉え、「的」に関する論述を 斎藤 誠



法科大学院でどんな授業が展開されるのか

(1)立命館大学の場合

段階的学習の集約としての実務総合演習

実験授業 民事法ユーブング 松本克美



法科大学院でどんな授業が展開されるのか

(2)九州大学の場合

IT技術(テレビ会議システム、VOD等)を使った授業で

「契約実務」「インターネットと法」を学ぶ 岡田昌治



法科大学院でどんな授業が展開されるのか

(3)鹿児島大学の場合

テレビ会議システムで大学の枠を超える

必修科目「法情報論(リーガル・リサーチ)」の授業風景 米田憲市



小特集裁判官

3人、裁判員4人??(検討会座長試案)

この案で、本当に裁判は変わるのか(検討会座長試案)



裁判員の人数で問われる市民の司法参加

裁判官(原則)1人に対して9人以上に 工藤美香



「裁判員」にわかりやすい刑事裁判はこうあるべきだ

十分な証拠開示・準備期間の保障・取調べの可視化は大前提 西村 健



司法が国民による監視の聖域になる恐れ

改革の理念に反する守秘義務と報道規制 飯室勝彦



連載新連載

旅すれば日本全国司法改革ヒントの泉

旅する法学者 寅次郎旅日記

独立簡裁? しまの人権? 山上博信



企業法務の知恵袋[第4回]

ビジネス成功のための法律とスキームを考える

日本放送協会法務部

法務部長 大屋泰男氏/法務部(弁護士)梅田康宏氏【聞き手】編集部



歴史のなかの司法[第10回]

「東の亀の鏡」としての鎌倉司法

――阿仏尼らの司法への思い 川嶋四郎



渡る世間のリーガルライフ[第9回]

連帯保証人という重い「肩書」(2) 中村元弥



海外の司法[第10回]

司法改革に向けて実務協議会を設置

裁判官の人事/「法曹一元化」導入問題 韓 永學



ドキュメント裁判[第10回]

小田急線高架

公共事業を問い直す 北 健一



実況中継・情報公開[第10回]

進んでいない?  司法制度改革の当事者が抱える問題意識の社会との共有

情報公開クリアリングハウス



司法なぜなぜ辞典[第10回]

顧問会議はなぜ必要か 飯室勝彦



司法書士の未来[第10回]

街へ出よう。学校へ行こう。ともに人を育てよう!

ホームロイヤーをめざす司法書士 高橋文郎



若手弁護士がんばる!!

カンボジア・ベトナム訪問記  原 啓一郎



エッセンス知的財産権[第10回]

レコード輸入権

求められる総合的な政策判断 市川 穣



裁判ウォッチング[第10回]

最高裁判決「個人情報の無断提供は違法」

――傍聴者への対応には批判の声も 池添徳明



検討会

(司法制度改革推進本部)の議論を検証[第10回]



新しい「労働審判制度」の創設へ 労働紛争の簡易・迅速な解決へ向けて

「労働検討会」のチェック水口洋介



「司法ネット(仮称)」の具体化、「弁護士報酬の敗訴者負担」の議論の本格化

「司法アクセス検討会」のチェック川嶋四郎・佐藤鉄男



総合的なADRの基盤整備に関し、関係者の連続ヒアリング

「ADR検討会」のチェック佐藤鉄男・川嶋四郎



「たたき台」に基づく制度具体化はさらに前進させなければならない

「行政訴訟検討会」のチェック斎藤 浩



常勤弁護士・契約弁護士の位置づけ・報酬の算定方法等

「公的弁護制度検討会」のチェック 岡田悦典



裁判官諮問委の諮問を受け最高裁が判事補指名決定、

過去最多の8名を任官拒否「法曹制度検討会」のチェック 馬場健一



「侵害行為の立証容易化」・「公開停止」・

「侵害訴訟と無効審判との関係」等が議論される

「知的財産訴訟検討会」のチェック 川嶋四郎



編集後記