雑誌詳細:こころの科学  (2003年 9月号)

(2003年 9月号) 通巻 111号

  • 紙の書籍
偶数月25日発売
[特別企画]
薬物乱用・依存
和田 清=編
定価:税込 1,234円(本体価格 1,143円)
在庫僅少
発刊年月
2003.08
旧ISBN
4-535-14011-1
ISBN
978-4-535-14011-0
雑誌コード
63955
判型
B5判
ページ数
128ページ
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内容紹介

これまで多くの人々にとって薬物乱用・依存は一生かかわることのない闇の世界であった。しかし現在、わが国は第3次覚せい剤乱用期にある。若年層の覚せい剤・大麻乱用も確実に増加し、インターネットには脱法ドラッグもあふれている。日本の薬物乱用・依存の現状と新たな動向について解説する。

●巻頭に――『あなたもうつ病』キャンペーン? 宮岡 等



特別企画

薬物乱用・依存 和田 清=編



(1)薬物乱用・依存の現在

薬物乱用・依存の現状と鍵概念 和田 清

精神科医療施設からみた現状 尾崎 茂

児童自立支援施設からみた現状 庄司正実



(2)薬物依存と精神医学

薬物依存の生物学的背景

―薬物依存者の脳で何が起こっているのか 氏家 寛・野村 晃

薬物乱用・依存と行動障害 松本俊彦

若年者の飲酒と薬物乱用 鈴木健二

薬物依存症の治療 成瀬暢也・高澤和彦

薬物乱用・依存と内観療法 竹元隆洋



(3)薬物乱用・依存の新しい傾向

物質(薬物・アルコール)依存と嗜癖行動障害

―類似性と多様性をめぐって 洲脇 寛

インターネットと薬物乱用 山本順二

MDMAの登場と現状 西村由貴

薬物依存からの回復―DARCについて 宮永 耕



●論説

テロ事件とニューヨークに住む日本人

―9・11米国同時多発テロ事件後の心理的影響 斉藤卓弥・森真佐子

韓国のカウンセリング事情 渡部昌平



●連載

スクリーン精神医学(9)死別反応―『普通の人々』 高橋祥友

カウンセリング原論(5)人を笑わせる芸人になる? ために 菅野泰蔵

鑑定医の事件簿(6)

性染色体異常と犯罪―過剰Y染色体と衝動性 風祭 元

人はなぜ芸能に魅せられるのか(13)まれびとプーさん 島田裕巳

子どものための小さな援助論(4)総体としての援助を考える 鈴木啓嗣

心理療法と村上春樹の世界(14・終)物語の行方 岩宮恵子



●ほんとの対話

河合隼雄著『臨床心理学ノート』 清水將之

松尾恒子編『母と子の心理療法』 田畑洋子

高橋祥友著『中高年自殺』 渡邉直樹



●こころの現場から

修学旅行――(高等学校) 夏木 智

望郷、やまもも――(食の風景) 吉長三恵子

算数のバリアフリー――(学習困難児の塾より) 小笠 毅



伝言板