『戦争と文化的トラウマ』出版記念イベント いよいよ明後日6月10日(土)開催!
6月10日(土)14時から、『戦争と文化的トラウマ』出版記念イベント
「日本における第二次世界大戦の長期的影響に関する学際シンポジウム2023
-文化的トラウマからの回復-」を開催します。
●場所 立命館大学 大阪いばらきキャンパス B棟2階B275教室(ハイブリッド開催)
オンライン参加も可能です。
●参加費 無料 (懇談会参加は3,000円)
トラウマは、個人、家族だけでなく、社会・文化にも影響を与え、世代を超えて伝わっていきます。
第二次世界大戦は30カ国が関与し7,000万人以上が亡くなった世界史上最悪の戦争でした。
これまでの研究は、世界のさまざまな国や地域において、第二次世界大戦が社会全体に長期的な影響を及ぼしていることを明らかにしてきました。
しかし日本における第二次世界大戦のトラウマと長期的な影響についての研究は十分に共有されてきませんでした。このため、私たちは、実行委員会を組織し、日本における第二次世界大戦のトラウマとその長期的な影響について学際的に話し合うシンポジウムを開催してきました。そして2023年度からは、文化的トラウマからの回復へ向けて、新たに学際シンポジウムに取り組むこととしました。このイベントはその船出となるものです。ご参加をお待ちしております。
●プログラム
14:00~14:20 挨 拶
竹島 正(一般社団法人全国精神保健福祉連絡協議会会長)、森 茂起(学際シンポジウム実行委員会代表)
14:20~14:50 基調講演「文化的トラウマとは何か?」
オイゲン・コウ(精神科医、立命館大学訪問教員、メルボルン大学 人口・国際保健学部上級研究員)
14:50~15:00 休憩
15:00~16:00「文化的トラウマからの回復に向けて」
木谷陽平(日本評論社)
川野健治(立命館大学総合心理学部教授)
中村江里(広島大学大学院人間社会科学研究科准教授)
粟津賢太(上智大学グリーフケア研究所客員研究員)
松永健聖(大阪大学大学院人文学研究科博士後期課程)
キャリー・チェン(王立オーストラリア・ニュージーランド精神医学会精神科研修医)
16:00~16:50 ディスカッション
16:50~17:00 閉会のあいさつ
主催 日本における第二次世界大戦の長期的影響に関する学際シンポジウム実行委員会
協力 立命館大学 日本評論社 一般社団法人全国精神保健福祉連絡協議会