雑誌詳細:そだちの科学   2023年4月号

2023年4月号 通巻 40号

  • 紙の書籍
4、10月(年2回)発売
[特集1]
発達障害とゲーム
滝川一廣・杉山登志郎・田中康雄・村上伸治・土屋賢治/編
定価:税込 1,650円(本体価格 1,500円)
在庫あり
発刊年月
2023.04
ISBN
978-4-535-90740-9
雑誌コード
63957
判型
B5判
ページ数
122ページ
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内容紹介

発達障害の子どもたちのなかに、ゲームの世界から離れられなくなってしまう子がいる。彼らを支援する大人が今知るべきことは何か。

●特集によせて
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特集= 発達障害とゲーム
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●Ⅰ=発達障害とゲームの関係性(総論)

 発達障害とゲームの関係性
 ——ゲームが好きな子どもの世界に近づくために……吉川 徹

 インターネット・ゲーム障害と内的・外的要因……西村倫子


●Ⅱ=ゲーム・ゲーム症をめぐって(各論)

 ゲーム行動症とはなにか……松崎尊信 

 アディクション(嗜癖)としてのゲーム症……宮田久嗣

 eスポーツとゲーム症……治徳大介

 ビデオゲームが神経発達症の治療にもたらす進化の鍵
 ——「インタラクション」と「『あそび』の設計」
   ……糟野新一・小野富大・高橋長秀

 なぜ「ゲーム」は「攻略」するとおもしろくないのか
 ——「攻略」することと「つくる」こと……宇野常寛


●Ⅲ=さまざまな現場での対応・工夫

 児童精神科臨床の現場から(1)……関 正樹

 児童精神科臨床の現場から(2)……藤田純一

 リソースとしてゲームを扱う
 ——スクールカウンセリングでの対応……新村信幸

 ゲームと自律性のつまずき、そしてそだち
 ——児童養護施設での経験から……内海新祐

 心理臨床の現場から……佐藤昭宏

 ゲームをさせたくないと思う保護者と向きあう
   ……田中康雄


●Ⅳ=エッセイ

 電子ゲーム雑考……滝川一廣

 ゲーム障害と神経発達症
 ——アディクション臨床と児童青年期臨床の交差点……松本俊彦

 子どもがオンラインゲームから卒業する時……柳橋達彦

 大人はゲームのリアルを知らないだけ。
 ——プロゲーマーの立場から……H・A

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ブックガイド・新たな発想を求めて

 『おとなの自閉スペクトラム』——本田秀夫監修、大島郁葉編
   ……山下 洋

 『治療のための精神分析ノート』——神田橋條治
   ……杉山登志郎

 『発達障がい』——大阪大学大学院連合小児発達学研究科監修
   ……岩田圭子

 『精神分析と脳科学が出会ったら』——加藤隆弘
   ……小林隆児


●連載
逆境を生きる子どものこころを聴く(新連載)……八木淳子
(1)小児期の逆境的体験がもたらす病

子どもを性暴力の加害者にも被害者にもしないために……藤岡淳子
(3)教員の生徒に対する性暴力をめぐる「思考の誤り」

ラーニングダイバーシティの夜明け……村中直人
(8)特別な教育的支援が必要な子ども「八・八%」と学びの多様性


編集ノート

『そだちの科学』41号

特集=自閉スペクトラム症のこれから

診断基準が大きく変わり、概念も広く拡散したASD。理解も広がり、新たなステージを迎えている今、これからの課題を共有したい。
2023年10月10日発売予定 予価1760円(税込)