雑誌詳細:法学セミナー  2021年6月号

2021年6月号 通巻 797号

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毎月12日発売
[特集1]
統治機構における学問の自由
定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
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在庫あり
発刊年月
2021.05
雑誌コード
08069
判型
B5判
ページ数
134ページ
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内容紹介

「思想の自由」や「表現の自由」とはべつに、憲法が23条で「学問の自由」を保障している理由はいったい何なのか。統治機構の中で求められる「学問の自由」について、個人・公共の利益の観点から繙く。

※『法学セミナー』の電子書籍Kindle版(法セミe-book)は、各号の特集記事部分を電子書籍化したものです。連載記事などは含まれていません。

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特集= 統治機構における学問の自由
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学問の自由の憲法的意義……松本和彦

戦時下における学問の自由……西村裕一

ドイツにおける「大学」と「国家」の関係
――学問の自由を実現するためのパートナー?
  ……栗島智明

統治過程における専門家の役割と責任
――専門家リテラシーの問題も併せて
  ……松尾 陽

正統性(Legitimacy)と正当性(Rightness)の相克を超えて
――政治における2つの正しさから考える統治機構改革のこれから
  ……亀井善太郎

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●[法学者の本棚]
本を愛し本に悩む者への贈り物……金澤真理
 ――オリヴィエーロ・ディリベルト著 望月紀子訳
 『悪魔に魅入られた本の城』

●[#ゼミを語ろう]
国際基督教大学教養学部 寺田麻佑ゼミ(行政法)

●[特別寄稿]
法律案の違憲審査において審査基準の定立は必要か
――2020年度司法試験論文式試験【憲法】における出題形式の問題点
  ……木下昌彦

●[論説]
これからの「災害復興法学」の話をしよう
――この国の未来を担う君たちへ
  ……岡本 正


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●[連載]
FOCUS憲法2
 【第5回】性的アイデンティティの法的取扱いをめぐる事例分析
 [判例解説編]――性同一性障害者性別変更事件
  ……松本和彦

契約法を考える
 【第3回】行為能力……山城一真

紛争類型で学ぶ民法演習
 【第15回】賃貸借契約について学ぶ(応用編)
  ――適法転貸後に賃貸物の所有者が変更した事例を通じて
  ……千葉惠美子

債権法講義[各論]
  【第48回】給付不当利得……河上正二

やさしい会社法
 【第27回】中島株主、合併に不満がある
  ――株式買取請求制度等による株主保護
  ……舩津浩司

裁判実務と対話する刑法理論
 【第3回】性犯罪における暴行脅迫・心神喪失・抗拒不能要件と同意
 (その3)……樋口亮介

応用刑法2[各論]
  【第35講】背任罪における「図利加害目的」の意義
  ……大塚裕史


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●最新裁判例研究●
民法……山下祐貴子
商法(会社法)……岡田陽介
刑法……安達光治
労働法……矢野昌浩


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●[書評]
大林啓吾/編
『感染症と憲法』……岡野誠樹

山浦善樹/著 山田隆司・嘉多山 宗/聞き手・編
『お気の毒な弁護士――最高裁判所でも貫いたマチ弁のスキルとマインド』
 ……河崎健一郎



法学セミナー2021年7月号
■予価1540円(税込)/2021年6月11日発売予定

特集=移動の自由
    ーーコロナ禍による制限・正当化・派生的問題

憲法22条が保障する「移動の自由」がコロナ禍で制限されたことを受けて、「移動の自由」の基層や淵源をはじめ、その制限の法的・哲学的・社会学的正当化根拠および派生的問題を検討する。