雑誌詳細:法学セミナー  2019年5月号

2019年5月号 通巻 772号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
ようこそ、法律学の世界へ
——法学入門2019 Part.2
定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
在庫なし
発刊年月
2019.04
雑誌コード
08069
判型
B5判
ページ数
128ページ

内容紹介

憲法・民法・刑法に関わる現代日本のトピックを通じて、現実社会との関わりを意識しながら法律学を学ぶ法学入門企画。

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特集= ようこそ、法律学の世界へ
    ーー法学入門2019 Part.2
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●憲法学の世界
[憲法入門]
・残酷な統治のテーゼ……岡田順太
・外国人労働者の受け入れ拡大と人権保障……遠藤美奈
・フェイクニュースの憲法問題ーー表現の自由と民主主義を問い直す
 ………………成原 慧
・旧優生保護法による強制不妊手術「一時金支給等に関する法律案」は
 真の被害回復につながるのかーー裁判と立法の現在……新里宏二

●民法学の世界
[財産法入門]
・日々の生活から考えて学ぶ……寺川 永 
[家族法入門]
・自分で考えられる法領域……平田 厚 
・ハーグ条約と子の連れ去り……梶村太市
・成年後見制度の現状と課題……野口雅人

●刑法学の世界
[刑法入門]
・刑法の世界への誘い……小名木明宏
・あおり運転裁判からみる罪刑法定主義……松原芳博
・法改正・立法と歴史から考える少年法と憲法、家庭裁判所……佐々木光明
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[法学者の本棚]
不作法のススメ……小山 剛 
 柳田國男『遠野物語』

[ロー・アングル]
人口比例選挙(その3)……升永英俊

そして人生は続く 2……北尾トロ
 ピンチをチャンスに変える受刑者専用求人誌の挑戦(後)

[ロー・クラス]
FOCUS憲法 3……松本和彦 
社会保障立法の平等をめぐる事例分析【判例解説編】
 ーー論証の着眼点と重点の置き所の違い

統治機構論探訪 24……赤坂幸一 
 政党をめぐる憲法秩序・補遺

土地所有を考える 2……松尾 弘 
 土地所有権制度の形成プロセスと土地問題の淵源

酔人国際私法問答 2 公序則……竹下啓介 

市場支配力の法律学ーー現代の経済問題に対する経済法的視座2
 ガソリンの安売り販売と過当競争(2)……石岡克俊

やさしい会社法 2……舩津浩司 
 債権者赤井銀行と株主関さんの皮算用
 ーー株主有限責任と株主の残余権者性、株式の譲渡性

応用刑法(2)ーー各論 12……大塚裕史 
事後強盗罪の諸問題

刑事学の方法と課題 2……稻谷龍彦 
近代刑事司法の現代的課題(1)


[最新判例演習室]
憲法/濱口晶子
性同一性障害特例法における性別取扱いの変更と生殖腺除去要件の合憲性
(最高裁決定)
[最二小決(特別抗告審)平31・1・23 LEX/DB文献番号25449940]

行政法/山下竜一
朝鮮学校無償化訴訟(東京高裁判決)
[東京高判平30・10・30 LEX/DB文献番号25449831]

民法/松尾 弘
日本放送協会との受信契約に基づく受信料債権に民法一六八条一項前段
が適用されるか[最三小判平30・7・17 民集72巻3号297頁]

商法/土岐孝宏
賠償責任保険における故意免責の成否
[神戸地判平30・5・10 金判1556号32頁]

民事訴訟法/上田竹志
合意に基づく婚姻費用の支払を求める訴え
[東京地判平29・7・10 判タ1452号206頁]

刑法/本田 稔
被害者が解放後に主体的に行う能動的行動に向けられた暴行・
脅迫と強盗罪の成否
[福岡高判平29・9・19 判タ1455号92頁<控訴棄却・確定>]

刑事訴訟法/高倉新喜
情況証拠による詐欺の故意および共謀の推認
[最三小判平30・12・11 裁時1714号4頁]

労働法/柳澤 武
定年後の継続雇用制度における労働条件提示の不法行為該当性
九州惣菜事件[福岡高判平29・9・7 労判1167号49頁]


[ライブラリー]
新刊ガイド 

[ロー・フォーラム]
裁判と争点 
立法の話題
最新立法インフォメーション

[コラム]
司法書士の生活と意見 
弁護士事件ファイル 
判事補メモ 

※「債権法講義[各論]」は、休載いたします。

法学セミナー2019年6月号(2019年5月12日発売)
予価本体1400円+税

特集= 教員の多忙化問題ーー働き方改革のゆくえ

昨今注目を集めている教員の多忙化問題。それは、まず、教員の労働問題として重要であるし、さらに、時間と働き方の問題は、教育現場の様々な問題改善のボトルネックになっていると見ることもできる。給特法の法解釈論を中心としつつ、法学と教育学の立場から、教育に関わる法制度の改善について検討する。

教職員の『多忙化』をめぐる法的要因分析
 ——給特法の法構造問題を中心に……高橋 哲

[座談会]教職員の多忙化問題——法学と教育学から考える
……石井拓児、内田 良、高橋 哲、堀口悟郎

中教審『答申』をどう読むか
 ——「労働」の意義の分析を欠く、“底の抜けた樽”……萬井隆令