雑誌詳細:法律時報  2016年3月号

2016年3月号 通巻 1096号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
集団的労働関係法の時代
定価:税込 1,890円(本体価格 1,750円)
在庫僅少
発刊年月
2016.02
雑誌コード
08027
判型
B5判
ページ数
160ページ
定期購読申込ページへ

内容紹介

非正規労働者・非雇用就業者の拡大により労働組合法を軸とした規制枠組みが機能不全に陥る中、より広い視野で集団的労働関係法を捉え直し、限界を打破するための新たな構造と機能を探る。

【法律時評】
トランスナショナルとドメスティックの間で揺れる最高裁……山元 一

■特集
集団的労働関係法の時代

「集団的労働関係法の時代」認識……野田 進
労働組合法のこれまでとこれからの課題
――「労働者」の集団的な利益代表の観点から……竹内(奥野)寿
集団的労働関係法における権利・義務主体論の再検討……富永晃一
団体交渉・労働協約の機能と新たな法的役割
――非正規労働者および非雇用就業者をめぐる解釈問題の検討を通じて……桑村裕美子
従業員代表制設計の検討課題……神吉知郁子
労働組合の変容と不当労働行為制度
――労働契約的把握及び裁判所化からの脱却……緒方桂子
労働委員会制度の実情と課題……山下 昇


■小特集
動物と法――基礎法学からの考察

企画趣旨……浅野有紀
動物保護の法理を考える……嶋津 格
動物、生類、裁判、法――日本法制史からの俯瞰と問い……新田一郎
野生動物法とは――人と自然の多様な関係性を託されて……高橋満彦
ドイツ憲法から動物保護と法を考える
――動物実験規制と人間中心主義克服を中心に……浅川千尋
動物保護法の日英比較――とくに動物虐待の訴追をめぐって……青木人志


●論説
第三者異議訴訟における対抗要件の抗弁をめぐる要件事実(上)
――差押えと対抗要件具備との先後関係という時的要素の主張・立証責任……河村 浩

●連載
憲法学のゆくえ・8-3 [最終回]
[座談会]行政学から見た日本国憲法と憲法学(後篇)……伊藤正次・宍戸常寿・曽我部真裕・山本龍彦

憲法学からみた最高裁判所裁判官・11
最若年の最高裁オリジナル・メンバー――河村又介……赤坂幸一

「国家と法」の主要問題 Le Salon de theorie constitutionnelle・9
ドイツにおけるケルゼン「再発見」と国法学の「変動」の兆し……高田 篤

【取引法研究会レポート】[最終回]
診療債務の内容形成と診療ガイドライン……稲田和也

【B&Aレビュー】
石田 剛『債権譲渡禁止特約の研究』●民法学のあゆみ……松岡久和

【EU法判例研究】
EUの欧州人権条約加入事件……小場瀬琢磨

【民事判例研究】
投資信託の解約金支払債務に係る債権を受働債権とする再生債権者の相殺の可否……西内祐介

【刑事訴訟法判例研究】
罪証隠滅の疑いと裁量保釈……関口和徳

【労働判例研究】
労務管理目的でのHIV感染情報の共有と不法行為の成否――社会医療法人A会事件……淺野高宏

【史料の窓】
明治31年憲政党成立前夜の貴族院会派「懇話会」……小林和幸

新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム

2016年4月号(2016年3月26日発売)予価1750円+税

特集=東日本大震災5年 一一被災地/日本の法的問題

あの3.11から5年が経過しようとしている今、被災地の内外で、どのような異同があるのか。
被災地で顕著な事象に着目しつつ、日本の普遍的な法的問題も視野において分析する。

■被災地/日本の法的問題

法律家の仕事と役割一一総論を兼ねて……飯 考行
住宅問題と法……津久井 進
雇用・労働問題と法……和田 肇
高齢消費者保護と法……河上正二
子どもの貧困と法……荒牧重人

■被災地と原発事故
原発賠償の現段階……吉村良一
避難の権利一一「復興」との狭間で……河崎健一郎・福田健治
Vor dem Gesetz一一福島大学で語る日本国憲法……金井光生

小特集=司法取引の多角的検討一一比較法研究を踏まえて
企画趣旨……加藤克佳
米国の司法取引……青木孝之
ドイツの司法取引……辻本典央
刑訴法改正案における協議・合意……池田公博

【法律時評】
共通番号法の課題……人見 剛