雑誌詳細:こころの科学  (2016年1月号)

(2016年1月号) 通巻 185号

  • 紙の書籍
偶数月17日発売
[特別企画]
パーソナリティ障害の現実
林 直樹/編
定価:税込 1,397円(本体価格 1,270円)
在庫僅少
発刊年月
2015.12
ISBN
978-4-535-14085-1
雑誌コード
63956
判型
B5判
ページ数
124ページ
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内容紹介

概念のゆらぐパーソナリティ障害。他の精神症状が併存するケースへの対応、援助の実績など、臨床で注目の話題を紹介する。

巻頭に ひとりの精神科医の診断を鵜呑みにしない………宮岡 等

特別企画
パーソナリティ障害の現実

▶︎疾病論
 パーソナリティ障害はどのような病気なのか?………林 直樹
 最近提案されたディメンショナルなパーソナリティ障害モデル――代替DSM-5モデル、ICD-11へ向けて提案されたモデル………井上弘寿
 境界性パーソナリティ障害の生物学的研究はいま………木村宏之・尾崎紀夫
▶︎精神障害・精神症状の併存
 自殺行動とパーソナリティ障害………勝又陽太郎
 パーソナリティ障害とひきこもり………近藤直司
 物質使用障害とパーソナリティ障害………合川勇三
 境界性パーソナリティ障害は気分障害か?………野間俊一
 暴力とパーソナリティ障害………黒田 治
▶︎援助論
 治療・対応の基本――入院治療の工夫………今井淳司
 スキーマ療法………伊藤絵美
 パーソナリティ障害の家族療法………野坂達志
 地域で患者と家族を支える………武田 綾
▶︎エッセイ――パーソナリティ障害をめぐって
 市橋秀夫/藤岡淳子/本田秀夫/藤田博史

■論説
 被災地の「悲嘆」と「悲嘆の不在」をいかに捉えるか………堀 有伸

■連載
 逆転の家族面接(5)教育現場での逆転に向けて………淺谷 豊
 開かれた精神病理学へ(3)了解の能力、あるいは〈心的容量の非対称性の条件〉………深尾憲二朗
 現場を変えるいじめの科学(5)沈黙する被害者を支援する………和久田学
 精神科医が薬を処方するということ(4)臨床試験の結果を読み解く………仙波純一
 脳を通って私が生まれるとき――精神科医のパンセ(10)死を超えてあるいはいくばくか残るかもしれない私のこと………兼本浩祐

■ほんとの対話
 熊木徹夫、ギャンブル依存症研究所 編著『ギャンブル依存症サバイバル』………神田橋條治
 田島治、張 賢徳 責任編集『うつ病診療の論理と倫理』………大森哲郎
 斎藤 環 著訳『オープンダイアローグとは何か』………信田さよ子
 高橋 晶、高橋祥友 編『災害精神医学入門』………太刀川弘和

■こころの現場から
 「もう死ぬ!」(スクールカウンセリング)………東 千冬
 帳尻を合わせる(家庭裁判所)………高島聡子

■伝言板

こころの科学 186号 2月25日発売 予価1270円+税

◎特別企画=「死にたい」に現場で向き合う 松本俊彦/編