雑誌詳細:法律時報  2015年2月号

2015年2月号 通巻 1082号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
労働規制の緩和と労働契約論の課題
定価:税込 1,739円(本体価格 1,610円)
在庫なし
発刊年月
2015.01
雑誌コード
08027
判型
B5判
ページ数
160ページ

内容紹介

安倍内閣が「成長戦略」の一環として進める労働法分野の規制緩和政策に対し、労働契約論はいかなる応答をなしうるか。規制緩和政策の批判的検討を通して、労働契約論の機能と課題を明らかにする。

【法律時評】

不意打ち解散で政権のリセット、高まる「憲法破壊」の跫音……高見勝利





■特集

労働規制の緩和と労働契約論の課題



規制緩和政策と労働契約論……野田 進

有期労働契約の無期転換政策のゆくえ

――特例の創設と合意の「乱立」からみえるもの……きょう・びん

労働契約法理と限定正社員

――「限定」性を形成する合意の労働契約法理上の意義……新屋敷恵美子

雇用の安定性を確保する労働者派遣法制とは何か……高橋賢司

労働時間規制「改革」の動向と課題……中窪裕也

解雇法制をめぐる動向と課題……野川 忍

雇用特区と労働契約……野田 進





■小特集

世論・裁判員裁判と死刑



日本の死刑論/死刑存廃論争の現状と再定位――企画趣旨説明を兼ねて……伊東研祐

国際世論における日本の死刑――国際(人権)法の視点から……徳川信治

日本の世論は死刑を支持しているのか……佐藤 舞

裁判員制度と死刑情報の開示

――裁判員制度は「死刑の存廃判断の深化」をもたらし得るか……若林秀樹

国民主権・民主主義は死刑を正統化しうるか――社会契約説の観点から……関谷 昇





●座談会

代理行為における要件と効果(上)――奥田昌道先生の問題提起を受けて

……奥田昌道・能見善久・金山直樹・水津太郎・山城一真・高 秀成



●論説

泉南アスベスト事件最高裁判決の意義と問題点……松本和彦



●連載

憲法学のゆくえ・4-2

[座談会]憲法上の財産権保障と民法(前篇)

……水津太郎・宍戸常寿・曽我部真裕・山本龍彦



福島原発事故賠償の研究・10

原子力発電所事故による風評損害……渡邉知行



【B&Aレビュー】

ブランドン・L・ギャレット著/笹倉香奈・豊崎七絵・本庄武・徳永光訳『冤罪を生む構造――アメリカ雪冤事件の実証研究』●刑事法学の動き……辻本典央



【民事判例研究】

委託を受けない保証人の事後求償権を自働債権とする相殺の破産手続における処遇

……深川裕佳



【特別刑法判例研究】

常習累犯窃盗罪における常習性……伊藤嘉亮



【労働判例研究】

ベビーシッターと労働基準法上の家事使用人――医療法人衣明会事件……早川智津子



【史料の窓】

関東大震災と宮城前広場……堀口 修





新法令解説

文献月報・判例評釈

メモランダム

2015年3月号(2015年2月27日発売)予価1610円

特集=平成26年会社法改正の評価

昨年の通常国会で可決された会社法改正は、何を実現して、何を成さなかったのか。実現しなかった検討事項も対象に、歴史的経緯、立法学的分析等を踏まえ、改正の意味を探る。