雑誌詳細:法学セミナー  2015年1月号

2015年1月号 通巻 720号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
集団的自衛権行使容認とその先にあるもの
定価:税込 1,436円(本体価格 1,330円)
在庫僅少
発刊年月
2014.12
雑誌コード
08069
判型
B5判
ページ数
132ページ
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内容紹介

今年7月1日に集団的自衛権行使を認める政府の憲法解釈の変更が閣議決定され、来年の通常国会に安保関連法案が上程される見通しのなか、日本が戦争をする国に変わろうとする動きについて憲法学から批判的に検討する。……森 英樹/浦田一郎/倉持孝司/本 秀紀

[特集]

集団的自衛権行使容認とその先にあるもの



7・1閣議決定とその先にあるもの ――安倍路線のゆくえ ……森 英樹



閣議決定の内容と手法 ……浦田一郎



「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)の再改定と「憲法の規範的規制力」 ……倉持孝司



軍事法制の展開と憲法9条2項の現在的意義 ……本 秀紀



[特別企画]

「法曹と法学教育の未来」



[シンポジウム]

若手法曹がリアルに語る

「法曹と法学教育の未来」について……斎藤 浩・松宮孝明



日本の法曹教育の近未来 ……後藤 昭



法科大学院修了法曹が語る「法曹の未来」

1 弁護士は本当に足りているのか 奄美の実践例からの報告……鈴木穂人

2 弁護士になるまで・ なってから……小谷成美

3 法曹に未来はあるのか……三輪記子



[法学者の本棚]

原点に立ち返るために……島並 良

阿川尚之『アメリカン・ロイヤーの誕生』



[ロー・ジャーナル]

改革か、反改革か ――『刑事司法改革とは何か』(現代人文社)の刊行に寄せて ……川崎英明



責任ある機関投資家の諸原則 ……葭田英人



[ロー・アングル]

模擬授業「法と経営学」――組織のリスク・マネジメント ……神田 良・加賀山 茂



新・法令解釈・作成の常識7 法令間の矛盾を解決するためのルール(2) ……吉田利宏



開発法学のフロンティア――政治・経済と法10……松尾 弘

コモン・ロー諸国における法改革と経済・政治の発展(2)――シンガポールの場合



[ロー・クラス]

【新連載】財産犯バトルロイヤル1……高橋則夫

私のポシェットはどこ? ――窃盗罪vs.占有離脱物横領罪



戦後史で読む憲法判例13……山田隆司

「田中金脈問題」とロッキード事件



「憲法上の権利」各論13……小山 剛

職業の自由・移動の自由(2・完)



債権法講義[総則]33……河上正二

債権債務の移転(3)――債権の譲渡(その3)



医事法講義21……米村滋人

その他の諸問題(1):ヒト組織・胚の法的地位1



刑法各論の考え方39……松原芳博

職権濫用の罪



刑事訴訟法における学説と実務――初学者のために10……國井恒志

訴因変更の要否の基準



[最新判例演習室]

憲法/武田芳樹

タクシー事業に対する運賃規制の合憲性

[福岡地決平26・5・28 LEX/DB文献番号25504148]



行政法/山下竜一

泉南アスベスト国家賠償請求訴訟第一陣上告審判決

[最一小判平26・10・9 LEX/DB文献番号25446688]



民法/松浦聖子

不実認知者による認知無効の主張

[最三小判平26・1・14 判時2226号18頁]



商法/土岐孝宏

代理商契約手数料条項の不利益変更とその有効性

[東京地判平26・6・24 金判1450号46頁]



民事訴訟法/上田竹志

重複訴訟禁止と権利濫用・信義則違反

[福岡地判平26・1・24 判時2226号46頁]



刑法/本田 稔

一定の期間内に同一の被害者に対して反復累行された一連の暴行の一罪性

[最小一決平26・3・17 判タ1404号99頁(上告棄却)]



刑事訴訟法/中島 宏

退去強制と検察官面前調書の証拠能力

[東京地判平26・3・18 判タ1401号373頁(確定)]



労働法/山下 昇

使用者の未払金支払いと付加金支払命令の可否ーーホッタ晴信堂薬局事件

[最一小判平26・3・6 判時2219号136頁]



[ライブラリー]

ブックレビュー

笹沼弘志=著 『臨床憲法学』 ……志田陽子

金 尚均=編著 『ヘイト・スピーチの法的研究』 ……冨増四季



新刊ガイド



[ロー・フォーラム]

人権擁護の最前線 22

――日弁連人権擁護委員会による人権救済

性的少数者に対する差別発言は許されない!



裁判と争点

「妊娠で降格」は原則違法ーー最高裁、マタハラ巡る訴訟で初判断



立法の話題

サイバーセキュリティに関する施策の総合的・効果的な推進ーーサイバーセキュリティ基本法の制定



最新立法インフォメーション





[コラム]

法科大学院生レポート

判事補メモ

弁護士事件ファイル

司法書士の生活と意見 

法学セミナー2015年2月号

特集=最高裁判決2014 弁護士が語る

(2015年1月10日(土)発売予定)

2014年に出された最高裁判決を、事件を担当した弁護士が語る好評の企画。原告との出会い、証拠の収集、裁判を乗り切るための戦略、どのような想いで訴訟を追行したのかなど、弁護士のリアルな活躍に迫る実録記。



最二小判平成26年1月24日――添乗員の残業代等請求事件……鴨田哲郎(弁護士)

最一小判平成26年6月5日――信託契約の解約金支払債務と再生債権の相殺の可否……渡邊一平(弁護士)

最二小判平成26年7月14日――沖縄密約文書開示訴訟……小町谷育子(弁護士)

最一小判平成26年7月17日――親子関係不存在確認請求事件……小林史人(弁護士)

最二小判平成26年7月18日――永住外国人生活保護訴訟……瀬戸久夫(弁護士)

最一小判平成26年10月16日――宮崎家族3人殺害事件……黒原智宏(弁護士)

最一小判平成26年10月9日――大阪・泉南アスベスト国家賠償請求訴訟……八木倫夫(弁護士)



特別企画=法学部生による菊池事件模擬裁判



◇菊池事件とは……岩下芳乃(弁護士)

◇菊池事件模擬裁判とその意義……岡田行雄(熊本大学教授)

◇菊池事件模擬裁判に参加して……熊本大学法学部学生