雑誌詳細:法律時報  2013年7月号

2013年7月号 通巻 1062号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
刑事手続の構造改革
定価:税込 1,749円(本体価格 1,619円)
在庫なし
発刊年月
2013.06
雑誌コード
08027
判型
B5判
ページ数
160ページ

内容紹介

被疑者取調べと自白に過度に依存した現在の刑事手続に構造改革が迫られている。法制審議会「新時代の刑事司法制度特別部会」の審議を確認し、公正で透明性の高い刑事手続の構築を理論的に探究する。

【法律時評】

あえて霞を喰らう……石川健治



■特集

刑事手続の構造改革



刑事手続の構造改革──その理念と課題……葛野尋之

身体拘束と取調べ──法制審特別部会「基本構想」の思想と論理……豊崎七絵

取調べによらない供述証拠収集手段の立法課題……山口直也

物的証拠収集の新たな手段──「通信・会話傍受等」をめぐって……緑 大輔

捜査弁護の改革……岡 慎一・神山啓史

捜査改革と起訴基準──公判中心主義の実現に向けて……石田倫識

自白事件を簡易迅速に処理する手続の在り方と有罪答弁制度……中島洋樹

実体刑法の改革……高山佳奈子



■小特集

多元的法秩序間の調整メカニズム──ヨーロッパ経済領域を素材に



企画趣旨……伊藤洋一

EEA法規範の定立過程とEEA-EFTA諸国

 国内法秩序における位置づけ……浜本正太郎

EEA法の法的性質──EU法・EEA法・国際法……須網隆夫

EEA法違反に基づく国家賠償法理の展開……伊藤洋一

多元的法システムにおける人権保障

 ──EEA-EFTA諸国における「同質性」の確保……寺谷広司



●論説

民事裁判の基礎理論・判決書の構造分析

──判決書構造論とは、どのような考え方か……河村 浩



ロシア連邦憲法裁判所の判決──2012年……小森田秋夫・佐藤史人



●連載

イギリス憲法の実像──その歴史的文脈・22……戒能通厚



【強行法と任意法】

抵当権の実行方法の強行法性について……青木則幸



【B&Aレビュー】

根本尚徳著『差止請求権の理論』●民法学のあゆみ……吉村良一



中村悠人「刑罰の正当化根拠に関する一考察──日本とドイツにおける

刑罰理論の展開(1)~(4・完)」●刑事法学の動き……高山佳奈子



【民事判例研究】

個品割賦購入あっせんにおける売買契約の公序良俗無効と立替払契約の効力……深川裕佳



【刑事訴訟法判例研究】

上告審における事実誤認の審査方法と被害者供述の信用性の判断方法……関口和徳



【労働判例研究】

救済命令交付後の事情変更と訴えの利益──熊谷海事工業事件……道幸哲也



【史料の窓】

曾我祐準の「公論主義」……小林和幸





第63回“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~に寄せて……野坂明宏



最高裁新判例紹介  新法令解説   文献月報・判例評釈   メモランダム

2013年8月号(7月27日発売)予価1700円(税込)

特集=共同所有・集団の権利の構造と訴訟

共有財産をめぐる裁判の形態のあり方は、実体的な権利の構造と訴訟との関係についてなお解明すべき問題が少なくない。本特集では、入会権や区分所有権等、現代的なトピックにも注目し、実体法・手続法の両面から包括的に検討する。