雑誌詳細:法律時報  2013年1月号

2013年1月号 通巻 1055号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
裁判員裁判時代の「難解概念」の解釈と適用
定価:税込 1,749円(本体価格 1,619円)
在庫なし
発刊年月
2012.12
雑誌コード
08027
判型
B5判
ページ数
168ページ

内容紹介

学説を総括するとともに、裁判員裁判等の実例を分析・検証して、一般市民に理解しにくいと思われる刑法上の概念につき、裁判員の理解を得る方法を探る。

【法律時評】

原発と想像力──科学者の社会的責任を考える……広渡清吾



■特集

裁判員裁判時代の

「難解概念」の解釈と適用




裁判員裁判時代の「難解概念」の解釈と適用──総説……高山佳奈子

薬物輸入の故意……高山佳奈子

正当防衛……葛原力三

裁判員裁判における鑑定事項と精神医学的判断について……森 裕

中止犯……上嶌一高

共謀共同正犯をめぐる諸問題……佐久間 修

共犯の諸問題──共犯と錯誤、共犯の離脱、承継的共同正犯、共謀の射程

                        ……嶋矢貴之

保護責任者遺棄致死罪……十河太朗

強盗……安田拓人

強姦・強制わいせつ……葛原力三

現住建造物等放火罪……塩見 淳

麻薬特例法5条の「業とした」……永田憲史





■小特集

少年司法改革のあるべき方向

──国選弁護士付添人制度と少年の刑罰



少年法改正提案の位置と文脈……葛野尋之

国選弁護士付添人制度と検察官関与……武内謙治

少年有期刑の引上げ──厳罰化か適正化か……本庄 武



●論説

尖閣諸島について考える──国際法の観点から・1……松井芳郎



法律学と人間学の架橋──R.ポズナ『法と文学』の書評を兼ねて……木下 毅



法科大学院問題・再考……戒能通厚



政治主導の法治国家違反

  ──田中真紀子文科省大臣の大学不認可発言の波紋……阿部泰隆



●国際シンポジウム開催報告

科学の不定性と社会──いま、法廷では?

         ……本堂 毅・尾内隆之・吉良貴之・吉澤 剛



●海外事情報告

中国における最近の要件事実論など……伊藤滋夫



【取引法研究会レポート】

借地上の建物を担保取得する際の地主の念書の効力……吉岡伸一



【強行法と任意法】

判例・学説にみる民法総則規定の強行法規性……三林 宏



【B&Aレビュー】

荻野奈緒「契約責任における不可抗力の位置づけ」、「フランスにおける不可抗力の予見不能性要件をめぐる最近の動向」●民法学のあゆみ……森山浩江



【民事判例研究】

精神科医の患者に対する言動とPTSDと診断された症状との間の因果関係

                         ……平野哲郎



【刑事訴訟法判例研究】

控訴審における事実誤認の審査方法……徳永 光



【労働判例研究】

会社更生手続下の整理解雇の有効性──日本航空(パイロット等)事件・日本航空(客室乗務員解雇)事件……根本 到



【史料の窓】

元老井上馨、外務省機密費に物申す……小宮一夫





最高裁新判例紹介  新法令解説  文献月報・判例評釈

文献略語表  メモランダム

2013年2月号(1月26日発売)予価1700円(税込)

特集=行政裁量統制論の展望

小田急判決等での判断課程審査、日の丸・君が代判決等での比例原則審査、裁量基準と行政裁量など、最近活用されてきた行政訴訟の展開を考察する。