雑誌詳細:法律時報  2012年7月号

2012年7月号 通巻 1049号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
債権法改正と担保法制
定価:税込 1,646円(本体価格 1,524円)
在庫なし
発刊年月
2012.06
雑誌コード
08027
判型
B5判
ページ数
168ページ

内容紹介

民法・債権法改正に関する法制審の議論の中で、学説で活発な議論がなされないまま具体的な案が提示されている、担保法制に関わる部分について、改正案を検討し是非を論ずる。

【法律時評】

「復帰」40年の沖縄……仲地 博



■特集=債権法改正と担保法制



連帯債務・保証における債務者らの相互関係……古積健三郎

求償権の問題――連帯債務・保証 その2……福田誠治

保証人保護の問題――連帯債務・保証 その3……大澤慎太郎

根保証の規律――連帯債務・保証 その4……平野裕之

譲渡禁止特約の効力規制の将来像

 ――債権観の揺らぎ・担保権者の利益という視点から……石田 剛

債務引受……遠藤研一郎

弁済による代位……森永淑子

債務者以外の者による相殺(第三者の相殺)について……深川裕佳



●論説

中国刑事訴訟法改正の到達点と問題点……王 雲海



■特別企画=東アジアの証券犯罪・金融犯罪



企画の趣旨……斉藤豊治

日本における金融・証券犯罪……神山敏雄

中国の証券犯罪に関する刑事立法の最新動向……何 栄功・莫 洪憲 訳 張 小寧

韓国における証券犯罪と金融犯罪……姜 東氾 訳 崔 鍾植



●論説・連載

財産権保障における「近代」と「前近代」――震災とTPPを契機とする再考・7……中島 徹



イギリス憲法の実像――その歴史的文脈・15……戒能通厚



【取引法研究会レポート】

説明義務違反に関する近時の最高裁判例の検討

――最判平23・4・22を中心に……藤田寿夫



【強行法と任意法】

判例・学説における債権総則の強行法規性……椿久美子



【B&Aレビュー】

E.ドイチュ/H.-J.アーレンス(浦川道太郎訳)『ドイツ不法行為法』、

ハイン・ケッツ/ゲルハルト・ヴァーグナー(吉村良一・中田邦博監訳)

『ドイツ不法行為法』……窪田充見



牧 佐智代「市場秩序と消費者保護――断定的判断の提供法理をめぐる思想のねじれ」、

同「断定的判断の提供法理について――投資取引をめぐる我が国裁判例を素材として」

●民法学のあゆみ……横山美夏



山口直也「関係的権利としての子どもの成長発達権――国連子どもの権利条約の今日的意義」、

「少年司法手続における審判非公開及び逆送の再検討」、「少年刑事被告人の刑事裁判のあり方

に関する一考察」●刑事法学の動き……斉藤豊治



【民事判例研究】

適切な医療行為を受ける期待権の侵害のみを理由とする整形外科医の不法行為責任の有無

 ……橋口賢一



【刑事訴訟法判例研究】

退去強制により出国した者の刑訴法227条1項に基づく証人尋問調書等の証拠能力

 ……石田倫識



【労働判例研究】

懲戒解雇を避けるために為された退職の意思表示――富士ゼロックス事件……大石 玄



【史料の窓】

東郷外相の日ソ中立条約廃棄通告認識……佐藤元英





最高裁新判例紹介

第62回“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~に寄せて……幸島 聡

新法令解説

文献月報・判例評釈

メモランダム

2012年8月号(7月27日発売)予価1600円(税込)

特集=裁判員制度と新しい刑事手続の現在

公判中心主義の再生という視点から、裁判員制度とそれにともなう「新しい」刑事手続全体について、現在の課題に理論的検討を加え、進むべき方向を示す。