雑誌詳細:法律時報  2011年12月号

2011年12月号 通巻 1041号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
2011年学界回顧
定価:税込 3,772円(本体価格 3,429円)
在庫なし
発刊年月
2011.11
雑誌コード
08027
判型
B5判
ページ数
408ページ

内容紹介

2010年10月から11年9月までに発表された法学界の主要書籍・論文を各法分野別にセレクトし、その理論動向と問題関心を分析した好評の大特集、2011年版。

【法律時評】

沖縄密約情報公開訴訟の意義――裁判と外交政策研究/我部政明



■特集

2011年学界回顧



憲法/井上典之+春名麻季+植木 淳

行政法/山下竜一+正木宏長+北見宏介+小川一茂

情報・メディア法/後藤 登+大塚一美

教育法/丹羽 徹

租税法/伊川正樹

刑法/高山佳奈子+戸浦雄史+友田博之+大下英希+嘉門 優

刑事政策/岡田行雄

民法(財産法)/北居 功+鹿野菜穂子+武川幸嗣+加藤雅之

民法(家族法)/中川忠晃+冷水登紀代

土地法/小柳春一郎

信託法/吉永一行

医事法/永水裕子+辰井聡子

交通法/伊藤智基

環境法/野村摂雄

商法/片木晴彦+周田憲二+松原正至+岡田昌浩

保険・海商・航空法/横田尚昌+伊藤吉洋

金融法/戸塚貴晴

経済法/和久井理子

国際経済法/飯野 文

消費者法/宮下修一

知的財産法/井関涼子+坂田 均

労働法/鎌田耕一+川田知子+長谷川聡

社会保障法/神尾真知子+廣瀬真理子

民事訴訟法/酒井 一+渡部美由紀

刑事訴訟法/岡田悦典

EU法/西連寺隆行

国際法/鶴田 順+小林友彦

国際私法/長田真里

法社会学/上石圭一

法哲学/毛利康俊

英米法/原口佳誠

ドイツ法/武市周作+上田貴彦

フランス法/齊藤笑美子+山城一真

ロシア・東欧法/佐藤史人

アジア法/今泉慎也+三村光弘+四本健二+孝忠延夫+吉川 剛

日本法制史/野田有紀子+山本 弘+稲垣知子+小野博司

東洋法制史/加藤雄三+柳橋博之

西洋法制史/田口正樹+五十君麻里子+高橋直人+高友希子

ジェンダーと法/建石真公子+梅澤 彩+矢野恵美

司法問題/石田京子



【取引法研究会レポート】抵当権実行時期選択の自由の性質と限界/稲田和也



【B&Aレビュー】

辻村みよ子『憲法から世界を診る 人権・平和・ジェンダー[講演録]』/愛敬浩二



冨田真「訴因変更の可否の基準について――公訴事実の同一性と両立性・非両立性」、

「いわゆる公訴事実の単一性概念について」●刑事法学の動き/鈴木茂嗣



【民事判例研究】 土地の売買契約時存在した物質が後の規制により有害とされても

瑕疵に該当しないとした事例/野口大作



【特別刑法判例研究】 爆発物該当性の判断方法/田川靖紘



【労働判例研究】 会社分割にともなう労働契約承継にかかる法定協議等の義務の

履行と承継の効力――日本アイ・ビー・エム事件/野田 進



【史料の窓】 齋藤実の山本権兵衛擁護論/小宮一夫





最高裁新判例紹介

新法令解説

文献月報・判例評釈

2011年総目次

メモランダム

法律時報2012年1月号(12月27日発売)

■特集=刑法学における「犯罪体系論」の意義(仮)

「犯罪体系論」のもつ意義を、日本の代表的な刑法学者や日本に影響力のある諸外国の体系論を比較しつつ、裁判実務の観点も交えて、あらためて検討する。

予価1600円(税込)