雑誌詳細:法学セミナー  2011年10月号

2011年10月号 通巻 681号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
消費者法の最前線
定価:税込 1,257円(本体価格 1,143円)
在庫なし
発刊年月
2011.09
雑誌コード
08069
判型
B5判
ページ数
148ページ

内容紹介

私たちに身近な消費者トラブルを例にとり、様々な法分野から問題の所在と解決方法を明らかにする。座談会では、消費者問題に取り組む専門家による最新の話題を収録し、一冊で消費者法の全貌を掴む特集。

[特集]

消費者法の最前線



消費者法とはなにか/中田邦博

消費者と民事法/鹿野菜穂子

消費者と経済法/川濱 昇

消費者と行政法/中川丈久

消費者と刑法/佐伯仁志

消費者の権利の実現――実録・団体訴訟/町村泰貴



[座談会]

消費者法へのいざない/鹿野菜穂子・松本恒雄・後藤巻則・長野浩三・

           池本誠司・岡田ヒロミ

[巻頭言]

【最終回】死刑制度は維持されるべきか/木谷 明



[ロー・ジャーナル]

京都朝鮮第一初級学校に対するヘイトスピーチ街宣/冨増四季



[ロー・アングル]

【新連載】法律家のための実証分析入門 1/森田 果

     これからの「実証」の話をしよう





公益弁護士論――法と社会のフィールドワーク 10/谷口太規

「他者」という歓び



記者ときどき学者の憲法論 18/山田隆司

君が代訴訟と補足意見



法科大学院の論点 12/藤本一郎

司法試験合格後の未来を明るくするために



現行民法典を創った人びと 29/七戸克彦

組織再編後の委員 (9)寺尾 亨 (10)岡野敬次郎 (11)内田嘉吉

外伝 (24)七博士意見書



民法(債権法)改正議論から民法を理解する 2/北居 功

債権譲渡



[ロー・クラス]

【新連載】基礎トレーニング債権法 1/中舎寛樹

取引と債権(その1)



【新連載】民事訴訟法の問題解決 1/杉山悦子

公開主義の原則



憲法訴訟の現代的転回――憲法的論証を求めて 12/駒村圭吾

[第2部/自由権以外の権利と論証の型] 法の下の平等



憲法ゼミナール――part.1「判例」を読む 6/山本龍彦

「適用か、法令か」という悩み(前篇)――違憲審査の対象・範囲と憲法判断の方法



物権法講義 11/松岡久和

所有権(10)――登記を要する所有権移転(3):取得時効と登記ほか



担保物権法講義 22/河上正二

第6章:非典型担保(その6)――所有権留保ほか



基本事例で考える民法演習 6/池田清治

不動産の物権変動と不動産賃借権の効力――二重譲渡と賃貸人の地位の移転



【最終回】刑法総論の考え方 30/松原芳博

罪数論・犯罪競合論



刑事訴訟法入門 18/緑 大輔

裁判員制度がもたらすもの――市民参加の影響





[最新判例演習室]

憲法/榎 透

行政法/野口貴公美

民法/松浦聖子

商法/鳥山恭一

民事訴訟法/川嶋四郎

刑法/豊田兼彦

刑事訴訟法/正木祐史

労働法/山下 昇



[ライブラリー]

ブック・レビュー

野田 進=著『事例判例労働法――「企業」視点で読み解く』/唐津 博

福井 厚=編著『死刑と向きあう裁判員のために』/小川原明子

新刊ガイド



[ロー・フォーラム]

法令エッセイ クロスセッション――国法・自治体法の現場から/塩浜克也

裁判と争点

立法の話題

立法インフォメーション

司法改革ウォッチング――裁判員制度の動きをみる

裁判員裁判における証拠調べ



[コラム]

法科大学院生レポート

司法修習生

弁護士事件ファイル

司法書士の生活と意見

判事補メモ