雑誌詳細:法学セミナー  2011.1

2011.1 通巻 673号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
ポスト「ゼロ・ワン」時代の司法過疎対策に学ぶ
定価:税込 1,234円(本体価格 1,143円)
在庫なし
発刊年月
2010.12
雑誌コード
08069
判型
B5判
ページ数
132ページ

内容紹介

法曹人口増員時代を迎え、「ゼロ・ワン」地域というフレーズは過去のものになりつつある。では、弁護士数の増加=リーガルサービスの充実、と言えるのか? 司法過疎の動態と、「ブルーオーシャン」の虚実を確認しよう。

●特集= ポスト「ゼロ・ワン」時代の司法過疎対策に学ぶ



 [theme01]

 「司法過疎」対策のセカンド・ステップに向けて……上田國廣・米田憲市

 ゼロ・ワン政策と司法過疎対策の現在……飯 考行

 法テラスによる民事司法アクセスの拡充……草鹿晋一・吉岡すずか



 [theme02]

 奄美方式……正込健一朗

 屋久島法律相談と利用者ニーズ……小佐井良太

 熊本県内の過疎地相談の現状と今後……猿渡健司

 個別労働紛争解決における“司法過疎”……野田 進

 刑事司法改革と司法過疎……中島 宏・高平奇恵

 渉外家族法問題への対応と展望……武田昌則



 [theme03]

 司法過疎から見る法と社会……米田憲市



[特別企画]最高裁判決2010――弁護士が語る(上)

 北海道砂川市・空知太神社政教分離住民訴訟……石田明義

 住民訴訟と議会による債権放棄決議――小さな村の住民が提起するもの……窪田之喜





[巻頭言]

 小さな者の幸せのために……奥田昌道



[ロー・ジャーナル]

 ドイツにおける日本法サマースクール……サンドラ・シュー/斎藤一久



[ロー・アングル]

 ビルマ女性国際法廷――女性達の人権を守るために……石田真美・小田川綾音



 法科大学院の論点 4……鈴木幹太

 法科大学院修了者であって、法曹資格を有しない者の進路



 記者ときどき学者の憲法論 10……山田隆司

 行政委員と月額報酬



 発信 憲法地域事情 28[東京編]……宍戸常寿

 東京から憲法を考える



 現行民法典を創った人びと 21……七戸克彦

 査定委員(26)金子堅太郎(27)磯部四郎

 外伝(17)ボアソナード



[ロー・クラス]

 憲法訴訟の現代的転回――憲法的論証を求めて 4……駒村圭吾

 [第1部/憲法的論証の型]憲法判断の方法



 物権法講義4……松岡久和

 所有権(3)――共同所有(その1 共有)



 担保物権法講義 14……河上正二

 第5章:抵当権(その8)――特殊の抵当(1):共同抵当



 セカンドステージ債権法 61……野澤正充

 不法行為の効果(3)――損害賠償請求権



 不動産法入門 22 不動産の利用(4)……秋山靖浩

 建物賃借権の存続保障と正当事由制度



 国際民事訴訟法講義――国内訴訟から考える 16……古田啓昌

 外国法の適用



 刑法総論の考え方 22……松原芳博

 中止犯



 刑事訴訟法入門 10……緑 大輔

 逮捕の執行と証拠収集――逮捕に伴う無令状捜索・差し押え・検証



[最新判例演習室]

 憲法■総務大臣のNHKへの放送命令・放送要請と憲法21条

 ――大阪高判2010・1・29 判時2085号86頁……榎 透



 行政法■規制権限不行使に基づく国の責任が認められた事例

 ――泉南アスベスト国家賠償訴訟

 ――大阪地判平22・5・19 判例集未登載……大久保規子



 民法■入金リンク特約は停止条件か不確定期限か

 ――最一小判平22・10・14 判例集未登載(裁判所HP)……吉永一行



 商法■少数派株主を締め出す総会決議の取消しの可否

 ――インターネットナンバー株式会社事件

 ――東京地判2010・9・6 金判1352号43頁〔控訴〕……鳥山恭一



 民事訴訟法■被告の特定に要求される程度と、そのための手続

 ――東京地判平21・12・25 判タ1329号263頁……上田竹志



 刑法■賄賂罪における職務関連性が肯定された事例

 ――最一小決平22・9・7 裁時1515号8頁……豊田兼彦



 刑事訴訟法■証拠能力に関する事実の証明と「証拠採用に関する合理的な裁量の範囲」

 ――東京高判平22・1・26 判タ1326号280頁……豊崎七絵



 労働法■事業場外労働のみなし労働時間制の適用の可否――阪急トラベルサポート事件

 ――東京地判平22・7・2 労経速2080号3頁……根本 到



[ライブラリー]

 ブックレビュー

 山口 厚=著『基本判例に学ぶ刑法総論』……北川佳世子



 中舎寛樹=著『民法総則』……武川幸嗣



 新刊ガイド



[ロー・フォーラム]

 ■新連載■法令エッセイ クロスセッション

 ――国法・自治体法の現場から……塩浜克也

 裁判と争点

 立法の話題

 司法改革ウォッチング――裁判員制度の動きをみる

 殺人と保釈・執行猶予の意味



[コラム]

 法科大学院生レポート

 司法修習生

 弁護士事件ファイル

 司法書士の生活と意見

 判事補メモ





*「プロト・ディシプリンとしての読むこと 憲法」は都合により休載とさせていただきます。

法学セミナー2月号

憲法訴訟の新しい動きを見る

近時、憲法訴訟(論)を取り巻く環境の変化が著しい。グローバル化、政権交代、脱イデオロギー化、司法制度改革等々の諸事情が思い浮かぶが、実態はどうか。憲法訴訟の潮流を知る。

2011年1月12日発売予定 予価1,200円(税込)