雑誌詳細:こころの科学  (2009年7月号)

(2009年7月号) 通巻 146号

  • 紙の書籍
偶数月25日発売
[特別企画]
うつ病は治るか
宮岡 等(北里大学医学部)
定価:税込 1,257円(本体価格 1,143円)
在庫あり
発刊年月
2009.06
ISBN
978-4-535-14046-2
雑誌コード
63955
判型
B5
定期購読申込ページへ

内容紹介

「うつ病と言われたのに、いつまでたっても治らない」と悩んではいないだろうか。適切な治療を受ければ確実に治るうつがある一方、ひとすじ縄でいかないうつもある。治るうつを見分け、適切な治療を受けるための基礎知識。

●うつ病の広がり

うつ病の範囲は広がりその数は増加しているか 仙波純一

「うつ病が治る」とはどうなることか 宮岡 等・宮岡佳子

典型的なうつ病とは 古茶大樹

新しいタイプのうつ病概説 多田幸司

うつ病の治療を考える─薬物療法を行わなかった例を通して 青木省三



●ライフサイクルと治るうつ病

子どものうつ病の診断と治療 山下 洋

思春期・青年期のうつ病─不快感情の自己治療と破壊的行動という視点から 松本俊彦

壮年期のうつ病 天野雄平・塩入俊樹

高齢者のうつ病 中村 祐

大学生のうつ病 内田千代子

勤労者のうつ病 夏目 誠

女性特有のうつ病─産褥期、更年期、月経関連など 尾鷲登志美



●合併する疾患と治るうつ病

発達障害とうつ病 井上勝夫

「適応障害」と「うつ病」 中西幸子・荒井 稔

アルコール依存をともなううつ病 武藤岳夫・杠 岳文

がん患者のうつ病 大西秀樹



論説

ギャンブル依存症─治療的アプローチを探る 田辺 等



追悼

バッカス神に愛でられた児童精神科医─白橋宏一郎先生追悼 清水將之



新連載

子どもたちの「できること」を伸ばす(1)発達障害とともに生きること 辻井正次



連載

心理療法で何がおこっているのか(9)きる/きれる 桑原知子

児童精神医学フロントライン(13)不登校・ひきこもりを考える 根來秀樹

臨床を支える言葉(14)逆転移研究という病理 遠藤裕乃

マインドマターズ(4)いのちの教育 松沢病院マインドマターズチーム



ほんとの対話

スプラドリン『弁証法的行動療法ワークブック 今野義孝

きたやまおさむ『北山修/きたやまおさむ 百歌撰』 井原 裕



こころの現場から

仲間と作る風景──(もの忘れクリニック) 藤本直規

不意打ち──(児童養護施設) 内海新祐



伝言板

147号

特別企画=対人恐怖

黒木俊秀/編(肥前精神医療センター)

対人恐怖とは古くて新しい問題である。社会不安障害という病名も一般化しつつあるが、題名をあえて長く人口に膾炙してきた「対人恐怖」とし、現代社会における対人恐怖について、広く考えてみたい。