雑誌詳細:法学セミナー  2009.6

2009.6 通巻 654号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
ゼロから学ぶ民法学習ガイド【担保物権・債権総論・家族法編】
定価:税込 1,153円(本体価格 1,048円)
在庫なし
発刊年月
2009.05
雑誌コード
08069
判型
B5判
ページ数
144ページ

内容紹介

民法学習は、法律の学習すべての基礎をなす。そんな民法を得意分野にするための、初学者歓迎企画第2弾。総則・物権に引き続き、6月号では担保物権・債権総論・家族法の分野を網羅する。

■現代の人権

在留特別許可と家族の保護/近藤 敦



■立法と現場

食品安全委員会の5年/吉田利宏



■ロー・ジャーナル

被害者参加制度について/守屋克彦

法曹養成見直しと日本の弁護士進化論/川村 明



■法科大学院探訪

リアリティある環境法マインドを――上智大学法科大学院

 /小幡純子教授・北村喜宣教授・越智敏裕准教授に聞く





●特集 ゼロから学ぶ民法学習ガイド【担保物権・債権総論・家族法編】



「民法はおもしろい」と感じられるために/千葉恵美子

担保物権法の道案内/髙橋智也

債権総論の道案内/北居 功

家族法への誘い/本山 敦



●特別企画 【法学セミナー・経済セミナー特別座談会 Part 1】

労働の未来を語る――雇用と企業社会[法学と経済学の対話]/大内伸哉・大杉謙一・大竹文雄・柳川範之



■ロー・クラス

都市型公設事務所の挑戦――弁護士を待つ人々の中へ(18)

 地方都市岡山からの挑戦――支所づくり、成年後見、NPO、海外交流の取組み/水谷 賢



現代司法書士論(15)第4部:会社法務分野3

 企業再編と司法書士の役割/猪股秀章



発信 憲法地域事情(9)【群馬編】

 大泉町の外国人行政/田代亜紀



憲法 解釈論の応用と展開(15)人権各論(5)生存権の憲法的構成/宍戸常寿



行政法 事案解析の作法(15)

 行政財産の使用許可の取消しによる損失の補償/大貫裕之・土田伸也



現行民法典を創った人びと2

 総裁・副総裁(2)――松方正義・清浦奎吾・曾禰荒助/七戸克彦



不動産法入門3

 不動産の取引(2)契約締結後の滅失・損傷/秋山靖浩



基礎トレーニング民法総則(27)他人による法律行為(その5)/中舎寛樹



物権法講義(15)第4章:所有権(1)所有権とは何か/河上正二



セカンドステージ債権法(42)弁済(4)――弁済による代位(1)/野澤正充



刑法総論の考え方(3)刑法の基本原則(2)

 ──罪刑法定主義・刑罰法規の適正/松原芳博



刑法各論で考える(21)社会法益に対する罪2

 ――公共危険罪2(放火罪2)/伊東研祐



会社法入門──市民・消費者の視点から考える(9)

 新株予約権(1)──投資被害とストック・オプション/上柳敏郎



■最新判例演習室



憲法/永山茂樹

行政法/友岡史仁

民法/中村 肇

商法/笹本幸祐

民事訴訟法/川嶋四郎

刑法/門田成人

刑事訴訟法/正木祐史

労働法/小宮文人



■ライブラリー

書評■安冨潔著『刑事訴訟法』/上田信太郎

書評■瀬川信久ほか編著『事例研究 民事法』/潮見佳男

新刊ガイド



■ロー・フォーラム

裁判と争点

立法の話題

最新立法インフォメーション

司法改革ウォッチング■裁判員制度の動きをみる/裁判員裁判で求められる「弁護士力」



法科大学院生レポート

司法修習生

弁護士事件ファイル

司法書士の生活と意見

判事補メモ

ゼロから学ぶ 民法学習ガイド【契約法・不法行為法編】

契約法・不法行為法の分野を初歩からじっくりと学ぶ。そのほか、民法学習のしかたを考える座談会、民事訴訟法など他科目への橋渡しもされる、民法学習ガイド特集の完結編。