雑誌詳細:法律時報  1999.5

1999.5 通巻 879号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
情報公開法の到達点
定価:税込 1,676円(本体価格 1,524円)
発刊年月
1999.04
雑誌コード
08027
判型
B5判

内容紹介

情報公開法成立まで、まさに秒読み。これまでの豊富な蓄積を新法にどのように生かしていくかが問われている。フレッシュな企画として、生活保護訴訟の動向、高知県非核港湾条例、社会福祉基礎構造改革、ガイドラインなども。

【法律時評】

非核港湾条例と地方自治体 浜川 清



特集=情報公開の到達点

情報公開法制のあり方を考える

 ─「人民の情報」公理の再確認と現代的展開 井出嘉憲

自治体における情報公開の新動向 右崎正博

情報公開条例訴訟の分析

 ─試される最高裁 三宅 弘

判例研究

  栃木県知事交際費訴訟とプライバシー 飯田正剛

  広島県食糧費訴訟と公務員情報 野村武司

  鹿児島県食糧費訴訟と知る権利 田島泰彦

  奈良県コピー機契約文書訴訟と法人情報 天野淑子

  神戸市土地区画整理審議会議事録等訴訟と合議制機関情報 角替 晃

  横浜市水道メーター入札予定価格事後公開訴訟と事務事業情報 森田 明

  秋田県林地開発許可申請書訴訟と個人情報ただし書の非該当性立証責任 村松 勲

  群馬県環境影響評価書コピー訴訟と著作権 山田健太



特集=生活保護争訟

憲法25条と戦後50年 新井 章

生活保護をめぐる争訟の特徴と今後の課題 尾藤廣喜

現場からのレポート

  なぜ起こる生活保護裁判 松崎喜良

  具体的な事実・実態こそが裁判官を動かし、世論を動かす 鈴木正和

  「ホームレス」の支援を通して 藤井克彦

  MSWの立場から 渡辺吉基

判例評釈

  増永訴訟 阿部和光

  中嶋訴訟 河野正輝

  外国人に対する生活保護法適用関係判例の問題性 高藤 昭

  林訴訟 木下秀雄

  岩田訴訟・高訴訟 前田雅子



【論説等】

「文化国家」の理念と現実

 ─日本国憲法下における「文化と国家」 杉原泰雄

再審における「明白性」判断と最高裁・名張決定(下) 鳥毛美範

金融取引における民法典規定の意義

 ─各種特約の横断的再検討・下 吉田邦彦

「国家・規制・市場」再考

 ─ニューディール再考と憲法学の可能性<国家と自由/憲法学の可能性・12> 阪口正二郎

フランス人権宣言を、どうぞ

 <続・市民法の目/2> 清水 誠

民法改正立法の過誤

 <民法史研究余滴・2> 広中俊雄



【労働判例研究】

産後休業・育児時間の取得による賞与不支給取扱いの違法性

 ─学校法人東朋学園・高宮学園事件 菅野淑子

【最高裁新判例紹介】

刑事事件─平成10年11月25日第一小法廷決定(商法違反被告事件)



【B&Aレビュー】

名和田是彦著『コミュニティの法理論』 水林 彪



【史料の窓】

貴族院の会派研究会の創立 小林和幸



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