雑誌詳細:法学セミナー  2000.1

2000.1 通巻 550号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
最新版! よくわかる企業倒産入門
定価:税込 985円(本体価格 895円)
発刊年月
2000.09
雑誌コード
08069
判型
B5判

内容紹介

「倒産」ってなんだろう。マスコミ報道でよく耳にするけど結構わかりにくい。

民事再生法など最新の倒産法制と、倒産の実態としくみを縦横に解説。

[特集]

最新版! よくわかる企業倒産入門



「倒産」ってなんだろう。マスコミ報道でよく耳にするけど結構わかりにくい。

民事再生法など最新の倒産法制と、倒産の実態としくみを縦横に解説。

第1部●倒産を追う!

 倒産情報をつかむ(インタビュー) 熊谷勝行

第2部●倒産とはなにか?

 倒産法と倒産処理の流れ 町村泰貴

第3部●民事再生法で倒産処理はどう変わる?

 民事再生法で変わる倒産手続構造 中島弘雅

第4部●社会に影響の大きい倒産をみる

 行政主導型倒産処理と法的整理 中村芳彦

 新たな局面を迎えた保険会社の倒産処理 丸山高行

 銀行の倒産 松下淳一

 山一證券の自主廃業と金融システム改革 北澤千秋

第5部●倒産からなにを学ぶか?

 だれのための企業再建か? 大杉謙一

 貸す側から、借りる側から見えるもの 菊田良治



[特別企画]検証・「民事不介入」の揺らぎ

警察の介入姿勢の「変化」と「法は家庭に入らず」の維持 戒能民江

児童虐待と家庭への介入 吉田恒雄

ストーカー行為等規制法 岡田久美子

ドメスティックバイオレンス 秀嶋ゆかり

弁護士と刑法学者の対談・国家はどこまで介入すべきか 長谷川京子+前野育三

被害者の心理的回復と裁判 井上摩耶子

ドメスティックバイオレンス加害者への方策 鈴木隆文





[ロー・ジャーナル]

平成事件捕物帖●(19)ドアノブ 今井秀智

これからの日本と国際人権法●(16)国連人権小委員会がマクドゥーガル戦時性奴隷追加報告書

を歓迎 戸塚悦朗

司法改革を追う●(9)陪審裁判を考える(下)







[ロー・クラス]

ハイ、こちらコンプライアンス推進室です![特別版]●(7)「企業再編」の時代 野村修也

21世紀・人間復興の法律学●(5)学校の管理と個人の責任 丸田 隆

サイクル裁判官の四季だより●(2)少年よ、裁判官もつらいんよ 森野俊彦

法と人文科学●(16)小説『ビリー・バッド』と映画(台本)『雨あがる』について感あり(上) 奥平康弘

基本に学ぶ憲法●(5)憲法と条約 植野妙実子

知られざる罪と罰●(25)戦後の冤罪事例(2) 村井敏邦

等身大の裁判●(2)裁判所入「門」、そして案内 佐藤鉄男

最新判例演習室●憲法/只野雅人 民法/野澤正充 刑法/門田成人 商法/笹本幸祐

民事訴訟法/川嶋四郎 刑事訴訟法/水谷規男

なにわ塾司法書士奮闘記●(19)原野の錬金術師たち 庵谷恭三





[ロー・フォーラム]

裁判と争点/立法の話題/最新立法インフォメーション/法曹フォーラム/メディア・フォーラム





[ライブラリー]

中山竜一『二十世紀の法思想』

新刊ガイド





司法修習生/判事補メモ/THE 検察官 LIFE/司法書士の生活と意見/弁護士事件ファイル



インタビュー・ロー・ジャーナル

長尾ひろみ氏──境分万純

司法通訳人の公的制度を目指す立法の実現をめざす