雑誌詳細:法学セミナー  2001.5

2001.5 通巻 557号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
最初の授業で必ず役立つ 憲法基本原理
[特集2]
少年法「改正」論議に欠けた視点 少年たちはどのように考えているか
定価:税込 985円(本体価格 895円)
発刊年月
2001.04
雑誌コード
08069
判型
B5判

内容紹介

憲法全体を貫いている基本原理とはなんだろう? それらは条文や制度に、どのように具体化されているのだろう?

コンパクトかつ明快に解説する。

[特集1]

最初の授業で必ず役立つ 憲法基本原理



憲法全体を貫いている基本原理とはなんだろう? それらは条文や制度に、どのように具体化されているのだろう?

コンパクトかつ明快に解説する。

総論●憲法の基本原理 福岡英明

立憲主義 只野雅人

基本的人権の尊重 Part1基本的人権の保障と自由国家の原理 久保健介

基本的人権の尊重 Part2社会国家の原理と基本的人権の現在 久保健介

国民主権 加藤一彦

権力分立 福岡英明

法の支配 植村勝慶

平和主義 佐藤修一郎



[特集2]

少年法「改正」論議に欠けた視点 少年たちはどのように考えているか



少年法「改正」論議に欠けた視点 佐々木光明

少年法「改正」の問題点 竹田正彦

中学生が見た「少年法改正論議」 二井英夫

少年法「改正」をめぐる子どもたちのドラマ 宇野冴美

人の育ちと逆行する改正少年法 味岡尚子

中国帰国者の子どもの視点から見えるもの 長野浩久

地方都市の市民運動から少年法「改正」論議を振り返る 砂川真澄

対談●子どもとの関わりの中で見えてくるもの 三好洋子・野口のぶ子





[ロー・ジャーナル]

いじめと法●検証・中学生いじめ自殺事件 吉田悦子

自己破産●ある自己破産手続き 牧野尚子

司法改革●司法試験・丙案をどうする? 彦坂浩一

これからの日本と国際人権法●(23)ILOとジェンダー[4] 戸塚悦朗

清水勉の情報公開指南●(2)行政の説明責任は氏名の公開から 清水 勉

司法改革を追う●(15)復活する国民の司法参加 飯室勝彦



[ロー・クラス]

21世紀・人間復興の法律学●(12)家庭の中のいじめ(1) 丸田 隆

鳥瞰・契約法●(10)意思表示の「不完全さ」 沖野眞巳

教えて! コーポレートファイナンス●(2)「自己資本」の増強 野村修也

等身大の裁判●(9)簡易裁判所の理想と現実 佐藤鉄男

最新判例演習室●憲法/横田守弘 民法/田高寛貴 刑法/大山 弘 商法/鳥山恭一 民事訴訟法/齋藤 哲 刑事訴訟法/岡田悦典

司法書士最前線●(2)外国人と相続 岡 宏



[ロー・フォーラム]

裁判と争点/立法の話題/最新立法インフォメーション/法曹フォーラム/メディア・フォーラム



[ライブラリー]

辻村みよ子『憲法』

新刊ガイド



司法修習生/弁護士事件ファイル/判事補メモ/THE 検察官 LIFE/司法書士の生活と意見/研究する女