雑誌詳細:法学セミナー  2001.7

2001.7 通巻 559号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
民法に条文がない概念・制度(債権各論編)
[特集2]
インタラクティブ 訴訟法――比較のなかの民訴と刑訴
定価:税込 985円(本体価格 895円)
発刊年月
2001.06
雑誌コード
08069
判型
B5判

内容紹介

民法の確かな理解に欠かせない「条文にない概念・制度」をコンパクトに解説。好評の連続特集の完結編。

[特集1]

民法に条文がない概念・制度(債権各論編)



民法の確かな理解に欠かせない「条文にない概念・制度」をコンパクトに解説。好評の連続特集の完結編。

42 予約 椿久美子

43 契約過程上の過失 後藤巻則

44 事情変更 林 幸司

45 解約告知 三林 宏

46 損害担保契約 滝沢昌彦

47 製作物供給契約 芦野訓和

48 準事務管理 長坂 純

49 転用物訴権 中舎寛樹

50 受認限度 伊藤 進

51 差止請求 織田博子

民法に条文がない概念・制度(全体のまとめ) 椿 寿夫







[特集2]

インタラクティブ 訴訟法――比較のなかの民訴と刑訴



なぜ「民訴と刑訴の対話」なのか 山本和彦・後藤 昭

訴訟の目的と機能(民訴から) 山田 文

訴訟の目的と機能(刑訴から) 梅田 豊

処分権主義と弁論主義(民訴から) 岡庭幹司

処分権主義と弁論主義(刑訴から) 渡辺 修

証明責任と自由心証主義(民訴から) 松村和徳

証明と証明責任(刑訴から) 中川孝博

証拠収集方法(民訴から) 田頭章一

証拠収集方法(刑訴から) 加藤克佳

対談・比較のなかの民訴と刑訴 後藤 昭・山本和彦



[特別企画]人種差別撤廃委員会の最終見解を読む パート1

はじめに 岡本雅享

人種差別撤廃委員会の最終見解(訳)――RAIK(在日韓国人問題研究所)国際人権部会

最終見解の一般問題をどのようにとらえるか 村上正直

日本政府報告書に関する「最終見解」と部落問題 友永健三



[ロー・ジャーナル]

サイクル裁判官の四季だより●(5)雌伏のとき、至福のとき 森野俊彦

清水勉の情報公開指南●(4)情報公開制度の落とし穴~「文書不存在」 清水 勉

これからの日本と国際人権法●(25)ILOとジェンダー[6] 戸塚悦朗

司法改革を追う●(17)法曹養成及び法曹人口に関する審議の取りまとめ方向が提示される



[ロー・クラス]

法と人文科学●(22)確信・熱狂・表現の自由 奥平康弘

21世紀・人間復興の法律学●(14)法律専門家の職業倫理(1) 丸田 隆

基本に学ぶ憲法●(12)立法をめぐる問題 植野妙実子

鳥瞰・契約法●(12)契約内容に求められること・その1 沖野眞已

教えて!コーポレート・ファイナンス●(4)「資金調達」の迅速性と多様性 野村修也

等身大の裁判●(11)権利はいかに実現されるか? 佐藤鉄男

最新判例演習室●憲法/横田守弘 民法/田高寛貴 刑法/松宮孝明

商法/鳥山恭一 民事訴訟法/齋藤哲 刑事訴訟法/岡田悦典

司法書士最前線●4地域社会とともに生きる 稲村 厚



[ロー・フォーラム]

裁判と争点/立法の話題/最新立法インフォメーション/法曹フォーラム/メディア・フォーラム



[ライブラリー]

田中成明『転換期の日本法』

新刊ガイド

司法書士の生活と意見/判事補メモ/弁護士事件ファイル/司法修習生/研究する女/裁判所に行こう(50)――裁判ウォッチング市民の会