雑誌詳細:法学セミナー  2002.1

2002.1 通巻 565号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
〈表現の自由〉のポイントはコレだ
[特集2]
どうなる、日本の人権救済制度?
定価:税込 985円(本体価格 895円)
発刊年月
2001.12
雑誌コード
08069
判型
B5判

内容紹介

憲法学習の古典的な論点である〈表現の自由)。しかし、表現の自由をめぐる新しい問題は日々起きている。

基本的な原則を押さえ、最新の論点をバージョンアップ!

[特集1]

〈表現の自由〉のポイントはコレだ



憲法学習の古典的な論点である〈表現の自由)。しかし、表現の自由をめぐる新しい問題は日々起きている。

基本的な原則を押さえ、最新の論点をバージョンアップ!

 表現の自由の現在 市川正人

 表現の自由とプライヴァシー 駒村圭吾

 インターネット上の名誉侵害 福島力洋

 反論権 池端忠司

 “わいせつ”映像類はどこまで自由に表現できるか 長峯信彦

 国家公務員の政治的行為の禁止と選挙運動の規制 市川正人





[特集2]

どうなる、日本の人権救済制度?



 国内人権システムと人権救済制度 山崎公士

 日本に作られようとする人権救済機関とは 窪 誠

 児童虐待 磯谷文明

 DVと人権保障機関 林 陽子

 女性差別――雇用を中心として 中野麻美

 障害者に対する人権侵害 金政玉

 部落差別 北口末広

 これで外国籍市民の人権を守れるか 鈴木 健

 同性愛者の人権侵害 稲葉雅紀

 刑事拘禁施設における人権侵害 海渡雄一

 入管収容施設での人権侵害 高橋 徹





[ロー・ジャーナル]

対テロ戦争●自衛権は対テロ戦争を正当化できるか 内野正幸

これからの日本と国際人権法●(31)二〇〇一年国連人権促進保護小委員会報告 戸塚悦郎

市民と行政訴訟●(2)市民と法廷がつきつけた「行政のあるべき姿」

            ――小田急高架化訴訟 保谷野初子



[ロー・クラス]

基本に学ぶ憲法●(17)人権規定の私人間効力 植野妙実子

鳥瞰・契約法●(21)他人による契約の締結・その2 沖野正巳

First Lessons in担保物権法●(5)抵当権(4) 椿 寿夫

論争・刑事訴訟法●(4)司法取引とアレインメント 高田昭正・安原 浩・福島 至



教えて!コーポレイト・ファイナンス●(10)今年二度目の商法改正 野村修也

サイクル裁判官の四季だより・冬●(7)裁判官の北欧裁判ウォッチング 森野俊彦

等身大の裁判●(17)・最終回 結び・生業としての法律家 佐藤鉄男

司法書士最前線●(10)「リーガルサポートだろ、サポートしてくれ」 矢頭範之

最新判例演習室●憲法/横田守弘 民法/田高寛貴 刑法/大山 弘 商法/鳥山恭一

            民事訴訟法/斉藤 哲 刑事訴訟法/岡田悦典



[ロー・フォーラム]

裁判と争点/立法の話題/最新立法インフォメーション/法曹フォーラム/メディア・フォーラム



[ライブラリー]

新刊ガイド/司法修習生/アシタデイイヤ!/司法書士の生活と意見/判事補メモ/研究する女/THE検察官LIFE/弁護士事件ファイル



テロ対策特別措置法・自衛隊法改正に関る憲法研究者の声明

   民主主義科学者協会法律部会・全国憲法研究会



※辺見 庸「私はなぜ憲法改定に抵抗するのか」は著者都合により休載いたします。