雑誌詳細:法律時報  2002.2

2002.2 通巻 914号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
触法精神障害者問題の法的枠組み
定価:税込 1,440円(本体価格 1,333円)
発刊年月
2002.01
雑誌コード
08027
判型
B5判

内容紹介

「池田小児童刺殺事件」に端を発した触法精神障害者の犯罪に対する立法的検討は、近代刑法が築いてきた「責任主義」を脅かす危険が高い。かつての保安処分論議を総括しつつ、刑法的視点、患者・家族の視点及び精神医学の視点から総合的に検討。

【法律時評】

選択的夫婦別氏制法案の意義と展望 二宮周平

特集=触法精神障害者問題の法的枠組み

  触法精神障害者問題の今日的状況─刑法と司法精神医学 足立昌勝

  刑事法における責任主義 浅田和茂

  保安処分論議の今日的総括 楠本 孝

  与党案は国民の期待にこたえているか 伊賀興一

  患者・家族から見た触法精神障害者問題 池原毅和

  触法精神障害者の処遇と社会復帰─行為者の視点と被害者の視点 石塚伸一

  精神医学の立場と触法精神障害者問題 粥川裕平

  イギリスの刑事法体系と処遇 三宅孝之

  ドイツにおける刑事責任能力と触法精神障害者の処遇 岡田行雄

  イタリアにおける触法精神障害者対策と責任主義の原則 足立昌勝

  フランスにおける触法精神障害者問題の法的枠組みと政策対応 赤池一将

  保安処分関係年表 足立昌勝+楠本 孝



小特集=抵当権制度改革立法と判例

  抵当権制度をめぐる立法と判例 大島和夫

  賃料債権に対する抵当権者の物上代位をめぐる判例理論の検討 田中克志

  抵当権に基づく妨害排除請求と抵当権の性質論 高橋 眞



【論説等】

 司法制度改革の推進体制─司法制度改革推進本部、顧問会議、検討会の設置 飯 考行

 アメリカ連邦政府の文書管理と司法統制(上)─連邦記録法と大統領記録法 富井幸雄



【B&Aレビュー】

 小林憲太郎「因果関係と客観的帰属(1)~(6)完」●刑事法学の動き 浅田和茂



【民事判例研究】

 抵当不動産の賃料債権に対する物上代位と相殺 能登真規子



【労働判例研究】

 専属的下請企業労働者と元請企業との雇用関係の存否

     ─大阪空港事業(関西航業)事件 中川 純



【最高裁新判例紹介】

 刑事関係─平成13年10月25日第一小法廷決定(強盗被告事件)



【史料の窓】

 大阪市区改正委員会議事速記録 鈴木勇一郎





新法令解説

文献月報・判例評釈

メモランダム