雑誌詳細:精神科診断学  第3巻2号

第3巻2号 通巻 10号

  • 紙の書籍
3、6、9、12月15日発売
[特集1]
生物学的指標と精神科診断学(2)
定価:税込 2,937円(本体価格 2,670円)
在庫なし
発刊年月
1992.06
雑誌コード
0915
判型
B5判
ページ数
123ページ

内容紹介

精神疾患の生物学的指標の測定は、臨床的諸指標あるいは精神症状学の記述的生理との関連・同定によって精神疾患診断と臨床評価に寄与しうるであろう。本特集は好評を博した前号の続編で、画像診断指標を中心にして、臨床上の諸問題を検討する。

発刊主旨



印象に残った症例:その診断と治療

 第5回 強迫症状のなかに潜む精神病心性/ 西園昌久



特集 生物学的指標と精神科診断学2



 神経心理学的指標と画像診断

     ─精神分裂病を中心に  倉知正佳

 画像診断指標

     ─Single photon emission computed tomography(SPECT)を中心に 刑部 侃

 画像診断(形態)指標 ─CT,MRI  内野 淳



総説

 情動反応と瞬目活動 ─心拍との関係を中心に  田多英興・畑山俊輝



誌上討論

 注意障害とmethylphenidate  金生由紀子

 論文「注意障害と強迫、妄想を呈した一例」をめぐって

     ─主に注意機能に関する記術のレビュー  丹羽真一



現代の古典(10) 中村道彦

 Donald W.Goodwin(1979)

 Alcoholism and heredity:a review and hypothesis.



用語解説

 Negativismと両価性  西丸四方

 カプグラ症候群とフレゴリーの錯覚  加藤伸勝



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