雑誌詳細:精神科診断学  第4巻2号

第4巻2号 通巻 14号

  • 紙の書籍
3、6、9、12月15日発売
[特集1]
自殺の危険の診断
定価:税込 2,937円(本体価格 2,670円)
在庫なし
発刊年月
1993.06
雑誌コード
0915
判型
B5判
ページ数
123ページ

内容紹介

離婚率の上昇、薬物依存の増加、貧富の格差の拡大とバブルの崩壊、社会的価値の変化、高齢化など、日本の社会情勢の変化を考えれば、自殺率が上昇しない保証はない。本特集は、自殺の危険の評価と予防に焦点を当て、最近のトピックスを検討する。

発刊主旨



印象に残った症例:その診断と治療

 第8回 心因性か身体病か─瀬川病、三叉神経痛、Ticの3症例/熊代 永



特集 自殺の危険の診断



 自殺企図後の精神症状について ─一過性気分高揚の報告

   篠原 隆志・青木浩子

 児童・思春期の自殺 佐藤泰三

 自殺の危険の高い高齢者の診断と治療について

   Yeates COnwell and Paul R.Duberstein

 わが国における心中の最近の傾向および危険の予測と対策  稲村 博

 自殺とマスメディア  吉田浩二

 精神科臨床における自殺と倫理・法律上の問題点について  高橋祥友





特別寄稿

DSM-IV最終草案について  Michael First



総説

感情障害におけるPET研究  染矢俊幸・他



現代の古典(14)

 Scott Henderson,et al.(1981)

 Neurosis and the Social Environment.Academic Press:Sydney



アメリカ便り

神経科学領域でのPET,SPECT利用の近況  染矢俊幸



ドイツ短信

冬セミナー:生物学的精神医学  佐藤哲哉



用語解説   suicideとparasuicide  高橋祥友



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