雑誌詳細:精神科診断学  第10巻1号

第10巻1号 通巻 37号

  • 紙の書籍
3、6、9、12月15日発売
[特集1]
精神科医療における保護者成人後見の問題点と評価
定価:税込 2,937円(本体価格 2,670円)
在庫なし
発刊年月
1999.03
雑誌コード
0915
判型
B5判
ページ数
131ページ

内容紹介

保護者・成人後見制度について、現在行われている議論を鳥瞰し、問題点を整理し、判断能力の評価について建設的な議論を展開する.保護者制度と後見制度は、本来別個の制度であるが、今回の法改正後には大きな接点が発生しよう。両者の関連にとくに配慮した。

発刊主旨



特集 精神科治療における保護者・成人後見の問題点と評価



 医療と福祉における代行決定の法的位置づけ  横藤田 誠

 精神保健福祉法における保護者制度の問題点と改正の動向  伊藤順一郎

 成年後見制度の問題点と改正の動向  五十嵐禎人

 老人医療・福祉における自己決定権 ─現状と課題─  佐藤百合子

 精神科医療・福祉における患者の自己決定権と判断能力評価  北村俊則



原著

Family Assessment Device(FAD)日本語版における回答反応

  ─Social desirabilityの影響と家族成員間のスコアの相違─  佐伯俊成・他



Summary Report

第18回日本精神科診断学会[抄録]



連載 第4回

 法廷のなかの精神疾患(4) ─アメリカの経験─  横藤田 誠



連載 第8回

 初学者のための精神症状学入門(8)  北村俊則



投稿規定