雑誌詳細:こころの科学  (2000年 9月号)

(2000年 9月号) 通巻 93号

  • 紙の書籍
偶数月17日発売
[特別企画]
人格障害
福島 章 編
定価:税込 1,257円(本体価格 1,143円)
在庫なし
発刊年月
2000.08
雑誌コード
63955
判型
B5判
ページ数
128ページ

内容紹介

思考や行動の様式が「普通」でないために本人が悩んだり、周囲を悩ませたりする人格の障害。そもそも人格の障害を「定義」することは可能なのだろうか。人格障害の「概念」の変遷、生物学、精神病理学、犯罪精神医学などの最新知見を含め、わかりやすく解説。

●巻頭に・・精神医学と常識  宮岡 等



特別企画 人格障害



(1)人格障害とは何か

人格研究の歴史──カントからクロニンジャーまで  福島章

人格障害者の心理療法?逆転移とその克服  遠藤裕乃



(2)人格障害と現代

症候学からみたヒステリーと多重人格  濱田秀伯・森本陽子

分裂病型人格障害と精神分裂病  今村明・岡崎祐士

境界性人格障害の心理学?スプリッティング論 町沢静夫

人格障害と男らしさ 林真一郎

行為障害の矯正治療 奥村雄介

サイコパスの系譜 高橋紳吾

殺人者の脳と人格障害 福島 章

自己愛性人格障害と現代 和田秀樹



(3)トピックス

病跡学と人格障害?文学にみる境界性人格障害 高橋正雄

精神鑑定と人格障害?鑑定の場でで出会う「困った人々」 作田 明



●論説

精神病院と都市伝説?黄色い救急車をめぐって 風野春樹



●連載

シネマそしえて・2 ゆっくり成長するということ 『老親 ろうしん』 杉山光信

逸脱の精神史(5)古代の幻影?ファスマとファンタスマ 酒井明夫

レピッシュ思春期現象学(3)「おたく」のセクシュアリティについて・2 斎藤環

時代が病むということ─無意識の構造と美術(7)大正時代とモデルニテ 鈴木國文

クリニカル・インターネット(4)コンピュータはセラピストの夢を見るか? 高石浩一



●ほんとの対話

河合俊雄『心理臨床の理論』 岩宮恵子

麓信義『新しいスポーツ心理学入門』 波多野誼余夫

小笠毅『学びへの挑戦』 花村恵子

浅野欣也『癒しの連句会』 神田橋條治



●こころの現場から

勉強は楽しい?(子どもの臨床) 松岡素子・松岡洋一

選択の基準(中学校) 赤田圭亮



伝言板