雑誌詳細:こころの科学  (2001年 7月号)

(2001年 7月号) 通巻 98号

  • 紙の書籍
偶数月25日発売
[特別企画]
教師のこころ─学校現場のストレスを考える
滝川一廣 編
定価:税込 1,466円(本体価格 1,333円)
在庫僅少
発刊年月
2001.06
雑誌コード
63955
判型
B5判
ページ数
166ページ
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内容紹介

子どもにまつわる事件が起こるたびに、教育の荒廃、学校システムの崩壊、そして教員の資質が問われる。けれども、ストレスにさらされているのは、無論、子どもだけではない。学校=さまざまなストレスを生む空間で日々働く教師の「こころ」に焦点をあてる。

●巻頭に・・児童青年精神科の充実を 風祭 元



特別企画 教師のこころ―学校現場のストレスを考える



●学校教師の現在

現代教師論 滝川一廣

公教育学校における教師像の変遷 佐藤秀夫

教師の現象学―近未来の教師像 小浜逸郎



●悩める学校教師

個性を育む一斉教育―新教育課程移行期の教員意識 岡崎 勝

評定される教師たち―人事考課制度の功罪 向井吉人

教師は本当に労働者か 赤田圭亮

〈不適格教員〉問題とは何なのか─中学校の現場から 竹林 隆

裸の王様が目覚めるとき―高校教員の意識 由紀草一

“ヘルプレス”―学校を去る者から見た現場の空洞化 加藤 潤

障害児教育をどう考えるか 佐藤幹夫



●学校の外から教師を見る

日本の教師の意識構造―諸外国との比較 佐々木 賢

養護教諭のアイデンティティ

―学生の抱く養護教諭観から見えてくること 大谷尚子

進学塾から見た学校と学校教師 平井隆行

「日の丸・君が代」と教師たち―強まる管理と重圧の中で 池添徳明

教師のメンタルヘルス二題

―戦場なみのストレスと自己愛の喪失 岡村達也



●論説

家族は摂食障害とどう向き合うか 西園マーハ文

中高年の憂鬱 林 雅行



●新連載

心理療法と村上春樹の世界(1)物語の呪縛 岩宮恵子



●連載

クリニカル・インターネット(9)脱錯覚されるメディアたち 高石浩一

時代が病むということ―無意識の構造と美術(12・終)眼差しと身体 鈴木國文

シネマそしえて・2

迷い込んだ夢の果てに運転手が見たもの―『夢の旅路』 杉山光信

臨床心理学と精神医学の対話(2)協同の場面 島 悟・下山晴彦・野村俊明

レピッシュ思春期現象学(8)境界例のためのレッスン・2 斎藤 環

逸脱の精神史(10)恵みの家 酒井明夫



●ほんとの対話

フランク・W・パトナム『多重人格性障害』 斎藤 環

近藤邦夫・岡村達也・保坂 亨編『子どもの成長 教師の成長』 佐伯 胖

清水將之『子ども臨床』 村瀬嘉代子



●こころの現場から

勉強しなさい!(子どもの臨床) 松岡素子・松岡洋一

「すきま」の心地よさ(中学校) 赤田圭亮

インターネット(精神科外来) 加藤忠史



伝言板