雑誌詳細:こころの科学  (2004年 7月号)

(2004年 7月号) 通巻 116号

  • 紙の書籍
偶数月25日発売
[特別企画]
向精神薬療法の限界 
宮岡 等=編
定価:税込 1,362円(本体価格 1,238円)
在庫僅少
発刊年月
2004.06
旧ISBN
4-535-14016-2
ISBN
978-4-535-14016-5
雑誌コード
63955
判型
B5判
ページ数
142ページ
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内容紹介

向精神薬療法の重要度が増すにつれ、精神科治療全体の中で適切な環境調整や精神療法が導入されないことがままある。向精神薬が有効な疾患、そうでない疾患など、あくまで臨床的な観点から向精神薬療法の「限界」をさぐる。

●巻頭に――屹立する人々 青木省三



特別企画

向精神薬療法の限界 宮岡 等=編



1 向精神薬療法をとりまく問題

治療ガイドラインでどう取り上げられているか 山田和男

サイコロジストからみた向精神薬療法の問題点 森岡由起子

精神科薬物療法の限界―精神科研修医に伝えたいこと 尾崎紀夫

診療報酬が治療法にどう影響するか 吉邨善孝

転帰と治療―今すぐ癒されるか、二年後の回復か 原井宏明

人生の流れと薬物療法 青木省三



2 臨床の実際

不安神経症とパニック障害 竹内龍雄

強迫神経症と強迫性障害―精神療法と薬物療法の接点 成田善弘

不眠に対する非薬物療法 内山 真

摂食障害の薬物療法 細金奈奈・生田憲正

抑うつ神経症と気分変調症 小田英男・広瀬徹也

内因性うつ病と大うつ病―急性期と寛解期について 佐々木俊徳

児童精神医学領域の疾患―AD/HD、トゥレット症候群など 大屋彰利

統合失調症急性期 馬場淳臣

せん妄 中嶋義文

痴呆患者の異常行動堀  宏治・冨永 格・小西公子



●論説

わが歩みし精神科医への道

―新しい医師臨床研修制度に思う 山登敬之



●連載

カウンセリング原論(10)ケースの見方、仮説の立て方 菅野泰蔵

鑑定医の事件簿(11)

集中的な万引きを繰り返す女性―いわゆるクレプトマニア 風祭 元

スクリーン精神医学(14)

自己愛性パーソナリティ障害―『サンセット大通り』 高橋祥友

日常性の心理療法(4)「私」はどこから来て どこへ行くのか 大山泰宏

子どものための小さな援助論

(9)不登校やひきこもりへの援助

(1)社会参加をめぐって 鈴木啓嗣



●ほんとの対話

岡崎 勝著『ガラスの玉ねぎ』 大谷尚子

小林隆児著『自閉症とことばの成り立ち』 村田豊久

ポール・M・ラーナー著『ロールシャッハ法と精神分析的視点』 小川俊樹

大西 勝・太田順一郎編著『思春期外来 面接のすすめかた』 東 豊



●こころの現場から

教育困難校―――(高等学校) 夏木 智

一年ぶりの苺──(食の風景) 吉長三恵子



伝言板