雑誌詳細:からだの科学  (2006年 7月号)

(2006年 7月号) 通巻 248号

  • 紙の書籍
3,6,9,12月27日発売
[特集1]
日本人のコレステロール値
大鈴文孝/編
定価:税込 1,309円(本体価格 1,190円)
在庫なし
発刊年月
2006.03
雑誌コード
02395
判型
B5判
ページ数
124ページ

内容紹介

一部のマスコミでは、コレステロール値低下は死亡率を上昇させるので危険というキャンペーンが行われている。最近公表された、日本人を対象とした大規模臨床試験の結果にもとづき、日本人の適正なコレステロール値について科学的に検討する。

●特別企画=日本人のコレステロール値  大鈴文孝/編

日本人の適正なコレステロール値  多田紀夫

MEGA Studyが明らかにしたもの  大橋靖雄

動脈硬化は何歳からはじまるか  由谷親夫

日本人は動脈硬化に強い遺伝体質か  江草玄士・山根公則

沖縄クライシスは警告する  田仲秀明

虚血性心疾患の将来を予測する  本間聡起・井藤英喜

低コレステロールは死亡率を高めるか  上島弘嗣

動脈硬化性疾患診療ガイドラインと治療目標値の達成  馬渕宏

高コレステロール血症の薬物療法  寺本民生

スタチンの多面的効果  大鈴文孝



巻頭のことば:生活習慣病の克服にむけて  石橋みゆき



論説

足踏みつづくジェネリック医薬品  小笠原信之

心原性脳塞栓症  内山真一郎

クラッシュ症候群  毛利智好・小倉裕司・杉本壽

慢性疲労症候群と感染症  田島世貴・倉恒弘彦

神経難病の夫を在宅介護して  田沼祥子



●連載●  高齢社会と生活機能病(5):運動器の老化防止  山室隆夫



LIFE SCIENCE WATCHING:「不正はおきる」を前提に  元村有希子

ヒューマンサービスの目:DPCは患者のためになっているのか  牧 潤二

みつせ村診療所だより(17):僻地診療所の課題  白浜雅司

麻酔科医の臨床ノート(16):心臓麻酔  森脇克行

イルカと遊ぶ:パラオのイルカと遊ぶ  岩重慶一



BOOKS:傳田光洋著『皮膚は考える』  大橋俊夫

BOOKS:マリアン・レガト著『イブに生まれて』  天野惠子

BOOKS:森永謙二編著『アスベスト汚染と健康被害』  相澤好治

BOOKS:岡田正彦著『医療から命をまもる』  山内喜美子

私の本棚(12):若者と就業  森  清

医学書・文学書売れ行きベストテン 三省堂書店神田本店調べ

くすり徒然草(11):官許第一号の売薬 宝丹  伊藤恭子

LOBBY:ジェネリック医薬品  武藤正樹

LOBBY:胃瘻  上野文昭

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