雑誌詳細:からだの科学  (2006年 9月号)

(2006年 9月号) 通巻 250号

  • 紙の書籍
3,6,9,12月27日発売
[特集1]
IT時代のヘルスリテラシー 
杉森裕樹・中山健夫/編
定価:税込 1,676円(本体価格 1,524円)
在庫なし
発刊年月
2006.07
雑誌コード
02395
判型
B5判
ページ数
140ページ

内容紹介

ヘルスリテラシーとは、個人が健康に関する情報を活用できるスキル、すなわち医療・保健・福祉の分野における読み・書き・そろばんの力といってよい。インターネットが普及した現在、氾濫する情報を取捨選択して利用するにはどうしたらよいか。

●特別企画=IT時代のヘルスリテラシー 杉森裕樹・中山健夫/編



ヘルスリテラシーの重要性 杉森裕樹・中山健夫



[第1部]ヘルスリテラシーに関連する取り組み

アメリカにおけるヘルスリテラシーの動向 倉本尚美・Shoou-Yih D. Lee

くすりのピクトグラムの試み 松田偉太朗・海老原格

メディア・ドクター―健康情報の「診断サイト」 三木健二

インターネット上の医療情報の質 三谷博明

DIPEx――「患者の語り」が医療を変える 佐藤(佐久間)りか

生殖医療・ゲノム科学研究と

ジェネティックリテラシー 鈴木孝太・山縣然太朗

疫学・臨床研究に対する理解と

ヘルスリテラシー 玉腰暁子

UMINとヘルスリテラシーの向上 木内貴弘・青木則明



[第2部]IT技術とヘルスリテラシー向上の試み

健診結果にもとづく健康危険度予測システム 須賀万智・吉田勝美

地理情報システム(GIS)とヘルスリテラシー 谷村晋

遠隔医療からテレケアへ 東福寺幾夫

携帯電話とヘルスケア 飯田行恭・大森充・押山ちえみ

医療と電子図書館 原正一郎



[論説]

巻頭のことば:お産の行方 相川直樹

再燃する延命治療中止の法制化 小笠原信之

むち打ち症後遺症と脳脊髄液減少症 篠永正道

リンパ浮腫 張益商・重松宏

睡眠時無呼吸症候群の日常診療 斎藤恒博

石綿による健康被害の救済に向けて 浜島直子



●連載●  高齢社会と生活機能病(7):次世代への警鐘 山室隆夫



LIFE SCIENCE WATCHING:内臓脂肪型肥満が危ない 永山悦子

ヒューマンサービスの目:

医療職の需給見通しはなぜ外れるのか 牧 潤二

麻酔科医の臨床ノート(18):いのちの“非日常”を支える医療 森脇克行

BOOKS:アンドレア・ロック著『脳は眠らない』 井上昌次郎

BOOKS:マイク・デイヴィス著『感染爆発』 本庄重男

BOOKS:美奈川由紀著『マンモグラフィってなに?』 霞富士雄

BOOKS:井上邦彦著『摂食・嚥下リハビリ最前線』 江藤文夫

私の本棚(14):患者学への期待 森  清

LOBBY:オートプシー・イメージング 江澤英史

イルカと遊ぶ:イルカと遊ぶ意味 岩重慶一



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(250号には別冊付録「201-250号総索引」がついています。)