雑誌詳細:経済セミナー  2004.3

2004.3 通巻 590号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
経済学と心理学
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2004.02
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

2002年ノーベル経済学賞となった行動経済学をはじめ、金融、経営などの分野で

心理学的アプローチが試みられている。その有効性と意義を解説。

特集 経済学と心理学





2002年ノーベル経済学賞となった行動経済学をはじめ、金融、経営などの分野で

心理学的アプローチが試みられている。その有効性と意義を解説。



コンテクストとしての市場・制度:

 経済学と心理学の蜜月がもたらした新たな視点 西村直子

非線形効用理論の展開 中村豊

フレーミング効果について 竹村和久

組織とインセンティブ設計の経済分析を豊かなものとするために 伊藤秀史

金融市場の「アノマリー」を解く行動ファイナンス理論 真壁昭夫

非営利型株式会社の提案 跡田直澄+渡辺清









連載

 マクロ経済レビュー(12)

 景気変動と「在庫循環」 長期回復シナリオへの道筋 後藤康雄

 日本の経済政策を考える(12)

 [公正取引委員会]就職活動と競争政策 北坂真一

 中国経済最前線(12)

 胡政権に新たな悩み――電力不足が経済発展に影響 沼尻勉

 明日・ぼくであるために――異時点間の経済学(12)

 ぼくであるために 和田良子

 入門 ゲーム理論と情報の経済学(12)

 情報の経済学から見た日本の人事システム 神戸伸輔

 入門 マクロ経済の時系列分析(12)

 LSE学派のGTSアプローチとヨハンセンの方法 市川博也

 デフレ経済の諸相(6)

 デフレへの対応策 法專充男

 経済学は役に立つか(12)

 年金の経済学(下) 伊藤隆敏

 排出権取引の経済学(12)

 再生可能エネルギーの普及促進――RPS 新澤秀則

 日本経済ウオッチング(22)

 構造改革は日本の経済成長を妨げる リチャード・ヴェルナー

 海外論文SURVEY

 なぜ奴隷になりたがる人がいるのか 高野久紀



 エコノミストの読書日記

 破られるルール、守られるルール 絵所秀紀

 書評

   評者/宇井貴志

   佐伯胖+亀田達也-編著

    『進化ゲームとその展開』



   評者/太田博史

   市村眞一-監修・土井正幸-編著

    『港湾と地域の経済学』



 新刊書紹介



 ECONの風景

  生産体系の「構造変化」:長期不況に関連して 菱山泉





ひと

 平野克己さん 「アフリカ」からみえる「世界」



ECONO FORUM