書籍詳細:遊びからみえる子どものこころ

遊びからみえる子どものこころ

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  • 日本遊戯療法学会
  • 紙の書籍
定価:税込 2,090円(本体価格 1,900円)
在庫なし
発刊年月
2014.07(中旬刊)
ISBN
978-4-535-56336-0
判型
四六判
ページ数
200ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

遊戯療法に生じた重要な遊びから、子どもの心の動きをやさしく解説する。わが子の遊びの意味を知ることで、新たな世界が拓ける。

目次

第一部 幼児期の子どもたち



1 自閉症の男児がみずから創出した遊び/伊藤良子



2 震災によって分離不安が生じた幼児の描画遊び/山中康裕



3 わたしはどこにいるの?ーー多動な子どもの遊び/徳田仁子



4 遊ぶことの真剣さ――ある自閉症の男児と「さんかくさん」との出会い/黒川嘉子



5 出会いが織り成す〝遊び〟の力/諏訪部政好



6 プレイルームにおける遊びのもつ意味/酒木 保



7 遊びをとおしての表現と理解/菅野信夫



8 「遊び」に託された子どもの思いと母親の思いーー母親と子どもの関係から/永井 撤



第二部 児童期の子どもたち



9 遊びことと選ぶこと/塚本久仁佳



10 入所施設における虐待を受けた子どもの遊びとその回復/村松健司



11 視覚障害をもつ子どもの遊び/須藤春佳



12 求められるままに絵を描き続けた「遊戯療法」ーー特別支援学校での自傷行為への取り組み/森脇和子



13 不登校からの成長/滝口俊子



14 遊戯療法の過程で描いた絵から伝わる子どものこころの世界の変化/今泉岳雄



15 日常的な遊びに込められた意味を汲みとるーー折り紙遊びから/難波 愛



16 頭痛・腹痛を抱えていた女児の箱庭表現ーー死と再生/平松清志



17 自己感の形成と回復/森岡正芳