雑誌詳細:経済セミナー  2003.1

2003.1 通巻 585号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
教育の経済学
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2003.09
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

教育のもつ意味や効果を、経済学のツールを使って分析すると、何が見えてくるのか。

単なる理想論ではなく、客観的なデータや実証分析にもとづいた、あるべき教育の姿を提示する。

教育の経済学



教育を経済学で考えることの意義 八代尚宏

人的資本理論と教育 赤林英夫

シグナリングとしての大学進学行動 荒井一博

経済成長を牽引する教育 永谷敬三

教育の成果をどう測るか 小塩隆士

国立大学法人化の位置づけとゆくえ 阿曽沼明裕





連載

 [新連載]デフレ経済の諸相(1)

 世界に広がるデフレ懸念と日本 法專充男

 [新連載]経済方法論から見たノイマン(1)

 古典派か、それとも新古典派か

ザライ・エルヌー/訳・盛田常夫

 マクロ経済レビュー(7)

 乱気流を脱しつつある日本経済 後藤康雄

 日本の経済政策を考える(7)

 [自民党]経済政策とマニフェスト 北坂真一

 日本経済ウオッチング(17)

 どの銀行もゼロからマネーを創出することができる リチャード・ヴェルナー

 中国経済最前線(7)

 世界最大の外資導入国となった中国 沼尻勉

 電力改革の経済分析(2)

 新たなモデルによる経済的利益の実現 川本明

 経済学は役に立つか(7)

 教育の経済学(下) 伊藤隆敏

 入門 ゲーム理論と情報の経済学(7)

 情報の非対称性とモラルハザード 神戸伸輔

 排出権取引の経済学(7)

 上流型排出権取引 新澤秀則

 明日・ぼくであるために――異時点間の経済学(7)

 俺は我慢する――セルフ・コントロールによる動学的一致 和田良子

 入門 マクロ経済の時系列分析(7)

 グレンジャーの因果性 市川博也

 海外論文SURVEY

 硬直的なのは価格か情報か 寺井晃



 エコノミストの読書日記

 ヒューマン・スケールとグローバリゼーション 猪木武徳

 書評

   評者/関口格

   伊藤秀史著

    『契約の経済理論』



   評者/縄田和満

   蓑谷千凰彦著

    『統計分布ハンドブック』



 新刊書紹介



 ECONの風景

  ソシュールとスラッファの体系 菱山泉





ひと

 小塩隆士さん 幅広い関心から研究に取り組む



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