書籍詳細:教室で生かすカウンセリング・アプローチ

教室で生かすカウンセリング・アプローチ

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
在庫あり
発刊年月
2016.02
ISBN
978-4-535-56333-9
判型
四六判
ページ数
216ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

学校現場で求められるカウンセリング的な対応とはなんだろうか。生徒、保護者、同僚教師など、具体的な場面を想定してレクチャー。

目次

はじめに

第1部 教育現場でのカウンセリング

1 教育現場でのカウンセリング
  カウンセリングの専門性

2 ひとつではない答え――カウンセリングのエッセンス・その1
  起き上がる力
  二つの自信
  「良い魔法使い」と「悪い魔法使い」
  発想の転換を

3 “もの”ではなく“人”として接する――カウンセリングのエッセンス・その2
  自己治癒力
  多様性
  関係性
  人は自ら「変わる」

第2部 実際にどのように対応するのか

1 特別な支援が必要な生徒の理解
 1 発達障害
  「発達障害」とはなにか
  発達障害の診断
  発達障害への対応
  保護者への対応
  発達障害を抱える子どもへの対応の難しさ
  ADHDの子どもへの対応
  さいごに

 2 不登校
  最近の不登校事情
  不登校をどうとらえ、どうかかわるのか
  さいごに

 3 指示にしたがわない子どもたち
  個と集団
  新しい秩序形成
  非行
  学級崩壊
  いじめ

2 教師集団のなかでのしんどさ
  立場の異なる先生方とのつきあい方
  いやだなと思う、あるいは受け入れることが難しい同僚とのつきあい方
  なんとか学校の雰囲気を変え、教職員が同じ気持ちで生徒への対応にあたれるようにしたい

3 保護者への対応
  保護者にどう対応するか
  つながりにくい親とのかかわり
  研究実践報告より
  まとめ

4 生徒への対応
  対決のない受容は単なる逃げ
  個性は葛藤から生まれる
  発想を転換する
  うまくいったケースは忘れろ
  別れたければ、つながれ

[付録]Q&A
 Q1 カウンセリング・マインドをもっと身につけたい
 Q2 難しい保護者への対応は
 Q3 学校での臨床心理士のあり方は

あとがき