書籍詳細:マーケット進化論

マーケット進化論 経済が解き明かす日本の歴史

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定価:税込 2,090円(本体価格 1,900円)
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在庫あり
発刊年月
2016.01
ISBN
978-4-535-55814-4
判型
四六判上製
ページ数
272ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

忘れられた市場“マーケット”の歴史を掘り起こす! 市場の機能を活かす工夫こそ、日本の経済発展の原動力だった。1300年以上の長きにわたる日本の歴史を現代の経済学の視点で解き明かす。

目次

序章 マーケットの進化を捉える意義
1 本書の内容と目的
2 市場経済の源流
3 市場経済に必要な条件

第1章 神仏とマーケット
1 律令制の二側面:指令経済と市場取引
2 荘園制:市場経済の発達
3 座
4 トラブルの解決

第2章 安心とマーケット
1 荘園制の形骸化
2 戦国大名の登場
3 市場法
4 撰銭令

第3章 徳川とマーケット
1 徳川の支配
2 両替商
3 株仲間

第4章 権利とマーケット
1 法、権利そして金融
2 流通における利害対立と調整の失敗

第5章 産地とマーケット
1 開国
2 明治維新
3 産地のコーディネーション

第6章 震災とマーケット
1 金融市場の発達
2 関東大震災
3 電力化

第7章 昭和とマーケット
1 金解禁
2 昭和とマーケット

第8章 面積と土地制度
1 律令政府の条里プラン
2 徳川政権の検地

第9章 交通のイノベーション
1 遠く離れた場所へ
2 道
3 線路

第10章 金利計算と金融教育
1 金利計算
2 昭和金融恐慌

第11章 小学校教育と経済発展
1 教育
2 小学校教育のニーズと成果

書評掲載案内

■2016年3月13日付『毎日新聞──今週の本棚』評者:大竹文雄氏(大阪大学社会経済研究所教授)
■2016年4月26日号『週刊エコノミスト』P52 評者:柳川範之氏(東京大学大学院経済学研究科教授)

正誤情報

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