書籍詳細:イノベーションが日本を救う

イノベーションが日本を救う 研究力強化のための博士人材の活用戦略

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,400円(本体価格 4,000円)
在庫なし
発刊年月
2015.10(中旬刊)
ISBN
978-4-535-58689-5
判型
A5判
ページ数
200ページ
Cコード
C3036
ジャンル

内容紹介

日本が「イノベーション大国」として再生し、発展していくための道筋を「博士人材の活用」の観点から具体的に提言する。

目次

第1章 日本の課題と経済成長

1.1 日本の課題

1.2 経済成長の基本的関係



第2章 日本の科学技術発展を振り返る

2.1 欧米に依存した近代工業化

2.2 セカンドランナーとして得たもの

2.3 セカンドランナーとして失ったもの

2.4 セカンドランナーからトップランナーへ(最後のチャンス)



第3章 科学技術を正確に理解する

3.1 科学と技術

3.2 知能と技能

3.3 研究と技術開発



第4章 技術力の分析

4.1 技術、技術力とは

4.2 技術の核は科学的知見

4.3 研究に要する時間と相互依存

4.4 科学的知見の種類

4.5 研究が技術力を強化する

4.6 挑戦者の苦労



第5章 博士人材の活用と科学技術における構造的問題

5.1 博士の役割

5.2 博士人材は活用されているか

5.3 セカンドランナー文化と「失われた20年」のダブルパンチ

5.4 科学技術における構造的問題



第6章 「イノベーション大国」に向けた提案

(「博士人材活用・イノベーショ ン推進機構〈仮称〉」設置)

6.1 博士を正規雇用し、研究機関等に派遣

6.2 日本的雇用慣行からの脱却に向けた検討と具体的な移行方法策定と実行

6.3 産学協力体制の構築検討と実行組織あるいは基金の設置を主導

6.4 研究マネジメントの構築

6.5 国民の科学技術リテラシーを高める



おわりに



付録1 「博士人材活用・イノベーション推進機構」について

付録2 科学技術リテラシーについて