書籍詳細:恒星

現代の天文学7 恒星

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,080円(本体価格 2,800円)
在庫なし
発刊年月
2009.07
ISBN
978-4-535-60727-9
判型
A5判
ページ数
378ページ
Cコード
C3344
ジャンル

内容紹介

夜空に輝く恒星の内部構造と進化に迫り、末期の重力崩壊後を追う。超新星爆発は中性子星・ブラックホール、重元素の起源などにつながる豊穣なテーマである。

目次

第1章 さまざまな星とその観測



1.1 星の明るさと色

1.2 星の形と大きさの観測

1.3 星の自転と磁場の観測

1.4 星の振動の観測

1.5 星からの質量放出と星周空間

1.6 連星の種類と観測法

1.7 激変星の観測

1.8 HR 図上のいろいろな星

1.9 異常なスペクトルを示す星

1.10 低金属星の観測と銀河の化学進化



第2章 恒星の大気とスペクトル



2.1 基礎的物理過程と放射輸送

2.2 恒星大気モデル

2.3 スペクトル線形成と化学組成解析



第3章 恒星の内部構造と進化の基礎論



3.1 基礎方程式

3.2 恒星内部で起こる核融合反応

3.3 前主系列星

3.4 主系列星とその寿命



第4章 中小質量星の進化



4.1 主系列段階から赤色巨星への進化

4.2 ヘリウム燃焼

4.3 漸近巨星枝進化

4.4 AGB 星から白色矮星への進化

4.5 白色矮星



第5章 大質量星の進化と重力崩壊



5.1 星の進化の後期と元素合成

5.2 星の内部で進行する熱核反応

5.3 重力崩壊への進化

5.4 電子対生成型超新星となる巨大質量星



第6章 連星系の進化



6.1 質量交換の素過程

6.2 連星系の進化の理論

6.3 新星

6.4 Ia型超新星に至る連星系の進化



第7章 超新星



7.1 超新星の捜索と観測

7.2 重力崩壊とニュートリノバースト

7.3 重力崩壊型超新星と元素合成

7.4 熱核反応型超新星と元素合成