書籍詳細:家族の変容とジェンダー

家族の変容とジェンダー 少子高齢化とグローバル化のなかで

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  • 紙の書籍
定価:税込 6,050円(本体価格 5,500円)
在庫なし
発刊年月
2006.12
旧ISBN
4-535-58399-4
ISBN
978-4-535-58399-3
判型
A5判
ページ数
282ページ
Cコード
C3036
ジャンル

内容紹介

男性=稼ぎ主モデルが崩壊するなか、変容しつつある家族に、経済・社会・法律学からまた中国・韓国・北朝鮮との比較からアプローチする。

目次

序 文 本書の問題意識と構成

第1部 日本の家族の変容

第1章 戦後日本家族の軌跡/加藤彰彦

第2章 戦後の女性労働の変化と年金制度/永井暁子

第3章 家族介護の社会的評価と介護保険利用状況の要因分析/大沢真知子

第4章 家族のあり方と税制――住宅取得における世代間所得移転の実証分析から/丸山 桂

第5章 女性の働き方と子育ての変化/井出多加子

第2部 家族論の新展開

第6章 家族社会学の現在/千田有紀

第7章 家族法研究の現在/丸山 茂

第3部 東アジアの家族

第8章 東アジアの家父長制、その後/瀬地山 角

第9章 韓国の戸主制度廃止と「家族」概念の変化/金 賢美

第10章 中国における「単位」制度と家族の変容/西野可奈

第11章 中華人民共和国初期の上海における人口政策と生殖コントロールの普及/小浜正子

第12章 撫養と贍養――中国における扶養システムと親子観/湯山トミ子