◆2021年6月号 処罰による平和、和解による平和 <好評発売中!>

武力紛争時の違法行為を罰する国際刑事法は従来の国際法の法理とどのような関係にあるのか。その不整合と両立の可能性を探索する。

 
<特集 「処罰による平和、和解による平和――刑事法による武力紛争の克服は可能か?」より>

◆企画趣旨

 1 処罰か、赦免か 武力紛争における深刻な非人道的行為への国際的な対応に関して、国際刑事裁判所(ICC)に期待される役割と意義は大きい。集団と集団との強度の対立の中で生じた深刻な … (本誌より抜粋/本文内容一部参照できます!

 
 
 

—— 2021年6月号目次——

◇特集 処罰による平和、和解による平和

――刑事法による武力紛争の克服は可能か?

 

企画趣旨… 西 平等
移行期正義における刑事処罰の位置づけ… 下谷内奈緒
国際刑事司法の共同体形成機能――予防でもなく応報でもなく… 豊田哲也
赦免の制度と国際刑事法の相克――法の支配と平和構築に関する序論的考察
目黒麻生子
公的資格は無関係か
――現職国家元首に対する逮捕状発付にみる国際刑事裁判所と国連安全保障理事会の関係… 岡田陽平
刑罰による正義と不正義――国内刑事法から見た国際刑事法… 稻谷龍彦
越境型武力紛争時代の免責特権論――非国家武装組織の原初的地位は克服可能か
黒﨑将広

 

マクリーン判決を超えて――国際慣習法の新地平と入管法等改正案の問題点
近藤 敦
 
「密」への権利(下)――コロナ禍の政治的言説状況に関する若干の問題提起
山羽祥貴

 

【連載】海外コロナ事情――現地からのレポート●オーストラリア編
機能するデモクラシーの重要性を知る… 青井未帆

【連載】信用の基礎理論構築に向けて・5-1
金融と「フィデューシャリー・デューティー」(上)… 神作裕之

【連載】新しい土地法・7-2[最終回]
土地管理制度と土地所有権に対する制約(下)
──「土地を使用しない自由」を出発点として… 秋山靖浩

【連載】デジタル・プラットフォームビジネス研究の最前線・2
パーソナルデータ取引の倫理的・法的・社会的課題(下)
岸本充生・プラットフォームビジネス研究会

【連載】ミクロ憲法学の可能性 5-2/5-3
生活保護における指導・指示と費用徴収――柴田報告へのコメント… 新田秀樹
新田コメントへの再応答… 柴田憲司

【連載】憲法訴訟の醸成――実務と学説が導く可能性・3
公共施設の使用許可と集会の自由――金沢市庁舎前広場事件を中心に
神橋一彦

【連載】行政法の基礎理論・5-2
私人の情報提供と行政判断(下)… 須田 守

 

偽情報・誹謗中傷対策の法的課題宍戸常寿【法律時評】
 
孔子廟公有地無償使用事件上告審判決――最高裁大法廷令和3年2月24日判決
山崎友也【判例時評】
(Web日本評論にて全文公開中。会員登録でお読みいただけます。登録は無料です)