書籍詳細:人間の安全保障とヒューマン・トラフィキング

人間の安全保障と国際組織犯罪 人間の安全保障とヒューマン・トラフィキング

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,280円(本体価格 4,800円)
在庫なし
発刊年月
2007.10
ISBN
978-4-535-00177-0
判型
A5判
ページ数
352ページ
Cコード
C3332
ジャンル

内容紹介

「グローバリゼーション」による格差の拡大が助長する国際的な組織犯罪、その最も先鋭的な問題である世界と日本の人身売買を追究する。

目次

1 序論 人間の安全保障とヒューマン・トラフィキング/大久保史郎

第1部 ヒューマン・トラフィキングと国際社会

2 国際的な人の移動とトラフィキング/谷村頼男

3 国際人身取引の現段階/ルイーズ・シェリー

4 米合衆国と南北アメリカおける人身売買/ジョン・T. ピカレリー

5 韓国における外国人女性の人身売買/ソル・ドンフン=ハン・ゴンス

6 ロシアにおける人身取引/ヤーコフ・ギリンスキー

7 不法移住、密入国、人身取引に対するEUの戦い/エミリアノ・ガルシア・コソ

8 ドイツにおける売春規制法と人身保護/本田 稔

9 中国におけるヒューマン・トラフィキング/小田美佐子

第2部 日本におけるヒューマン・トラフィキングと法

10 人身取引問題の現状と課題/生田勝義

11 人身取引規制法の現段階/近藤 敦

12 人身取引被害者の保護支援と被害防止/吉田容子

13 人身売買と入管行政の課題/坂中英徳

14 出入国管理行政の現状と課題/山神 進

15 人身取引の刑法解釈論的考察/安達光治

16 人身売買被害者の刑事裁判、何が問われているのか/佐々木光明